走れ 息子よ
私には、息子がいる。
ある時から、走ることが、なによりも 好きになった息子。
息子が
這い這いから、立って歩いた 時、
私は 息子の 前で
息子が
競技場で走った 時、
私は グランドの 脇で
息子が
成人し、見知らぬ街を走った 時、
私は 自転車にのり 後ろで
見守ってきた。。。
しかし、
もう、自転車にのっても、追いつけないスピードで
息子は 今、を 走っている。
子供は あっという間に、成長する。
息子よ。。。
そう語る 母の思い 父の思い
それは 言葉が 文化が 歴史が 違っても
皆 同じ思い なのかもしれない。。。
息子よ
人から どう思われるか よりも
自分が どうしたいかを 大切に しなさい
人から 見れば
自分は 惨めに
自分は 敗者に 思えるかも しれない
しかし 息子よ 思い出してほしい
この17年間 あなたを 強くし 成長させたのは
人から 見れば 惨めに思えることで あった
自分に とって 予期せぬ 出来事で あった
突き飛ばされ 倒れた それは 予期せぬ 驚き
転んで 怪我をした それは 予期せぬ 痛み
失敗して 結果が出ない それは 予期せぬ 悔しさ
一人で 迷子になった それは 予期せぬ 不安
誤解され けんかした それは 予期せぬ 悲しみ で あった
しかし 息子よ 思い出せば
しっかりと 予期しなかった 惨めさを 受けとめた時
じっくりと ゆっくりと しっかりと 大きく 強くなった
息子よ 私は あなたの足元で 立っています
息子よ あなたが 人に 何と言われても
わたしが 人に 何と言われても
私は あなたの 足元に 立っています。。。
頂いた 命を 大切にし
共に 今を 生きて ゆきましょう。。。 5/12/2011 6:35a.m.
なんと、あれから
10年経っても、気持ちは、同じで いる。。。
きっと、これから、
10年経っても、気持ちは、同じで いる。。。
変わらずに そこに いる。。。
それが
今 わたしに できること。。。