育たない相手に悩むなら
もしも、誰かの成長や成功のために手を貸しているなら、
「自分がいないとその人は成長、成功できない」とどこかで思っていたりする。
相手の足りないところを自分が埋めてあげようという思い。
それこそが、実は、相手の成長を止めていたりするのだ。
例えば、会社に新入社員が入ってきたとき、彼らは右も左もわからない。
そんなとき、一通り「仕事のやり方」や「ルール」みたいなものを教え、後輩は先輩からの教えを実践しながら仕事を覚えていく。
だけど、最初は心配。自分が教えたことを忠実にやってくれているかなとか、失敗しないかな、とか。見守る姿勢をとりつつも、気になってしょうがない。
「あ〜〜、もっとこうしたらいいのに!」なんて心の中で思いながらも、相手が仕事を覚えるまでは、グッとこらえる。
良かれと思ってする余計な手助けは、いつしか「依存」を生んでしまうから。
依存が生まれると、その人は”あなたがいないとできない”と思い込んでしまうだろう。そして、出来るはずのこともできなくなってしまうのだ。
必要以上に手助けをしないこと。
これが大事になってくる。
ほんとうに相手の成長、成功を望むなら、
『本来備わっている相手の力』を信じてあげること。
自分がいなくては。
そう思うのは、思い込み。
相手の力を信じて、大きな器で見守る。
コントロールや期待がなくなったとき、相手は自由に育つ身になれるのだ♪
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