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幸せなお仕事。「強み」を見つける。
今日のお仕事は保育士の先生達を対象としてマネジメント研修。
『マネジメント』はドラッガーが作った概念だそうです。
ドラッガーは個人、組織、社会のあり方をいろいろな視点から考察し莫大な本を書かれた学者です。
マネジメント研修を組み立てる前、ドラッガーの思想を読んだわたしが、一番腑に落ちた考え方が、
人は自分の強みを生かして社会に貢献することで、その人の幸せに繋がっていく。。。
何て優しい考えなんだろう
と、感心したわたし。
苦手なことが沢山あるわたしが、
「こんなわたしでも良いんだな」と安心した。
「そっか苦手なことはそれが得意な人に助けてもらおう!」
でもこの為に大切なのが、自分自身の『強み』をきちんと自覚しておくこと。
『強み』は一人では気付けません。
周りにいる人を鏡に自分の『強み』が見えてくる。
大切なのは周囲も自分も大切にできる『対話』
その土台作りは安心して対話できる関係作り。
わたしの4日間のマネジメント研修は一環してこの関係作りをしていく為のファシリテーションの知識とスキルを学び、体験していきます。
実際に学んだことを園に持ち帰り、園内でカンファレンスや研修のファシリテーションをしてくる宿題も課されます。
この講師をしていると毎回思う。
「主体性を育むプロだ!」
「保育士さんは人育てのプロだ!」
今日は研修第二回。皆さんとやってきた宿題をふりかえります。
ある先生の報告では・・・
「園の先生達にも協力してもらいカンファレンスの宿題をした次の日にも前日に話し合ったテーマをまだ話したいと言って話してくれた先生がいました」
研修の内容や気づきが『その場限り』で終わずに「考え続ける」が出来ている!
参加者が自分事として主体的に取り組めるように、研修の『場』が作られていた証拠。流石「主体性を育むプロだ!」
わたしは会社や園や組織内で行われる研修会やカンファレンス。
これらが参加したみんなが元気をもらえる『場』になれたなら。
「明日取り組んでみるのが楽しみだ!」
「明日子ども達に会うのが楽しみだ!」と思える『場』になれたなら。
参加したみなさんが自分自身の「良いところ」や「強み」を見つけられるそんな『場』に。。。
そんな『場』があれば、その組織や集団はイキイキと前へ前へと動き出す!
もう1人また別の、ある先生の報告では・・・
「カンファレンスの次の日。参加できなかった先生に、参加された先生が
<昨日の研修すごく楽しかったんよ>
と話されていたのを聞いてとても嬉しかった」
大人にとって『楽しい研修会』とは、学びや気づきの多い研修会。
そんな気づきを促すことのできたその先生のファシリテーションはまさしく人育て!
学びや気づきによって人は成長していきます。
ファシリテーションスキルは人が成長する『場』を設える。
4日間のマネジメント研修。
参加者の先生方の成長に伴走させてもらえる喜び。
「わたしはあなたが大切です」安心・安全のメッセージ。
「あなたと出会えて幸せです」ともに学べることに感謝。
わたしの『強み』は「人に興味があること」と「人の成長を自分のことのように喜べること」
『強み』を生かして貢献できる。幸せを感じられる大切なお仕事。
最終回の自分をお楽しみに!