朝のお散歩と幸せホルモン
毎朝、早起きをして1時間程度お散歩をしています。
去年の夏の終わりからはじめたお散歩。
秋の間は毎日お散歩。
冬は真っ暗で断念。
春になり再開しようと思いつつ、なかなか毎日行けていなかったお散歩を6月から本格再開。
週末土日は休養日、平日は毎日欠かさず。
すっぴんにキャップを目深に被っていざ出陣。
近くの川には、カワセミが姿を見せます。
冬の間は居なくなっていたカワセミが先週からまた見られるようになりました。背中が瑠璃色。お腹がオレンジ。本当に美しくカワセミを見れた朝は心が躍る。
「カワセミだ!青い鳥。何か良いことありそう!」
瑠璃色を目に焼き付ける。
新幹線の線路があります。
毎回同じタイミングで新幹線は轟音を立てて、風を切って通り過ぎていきます。新幹線が通った後にやってくる風を頬が感じて思い出す。
「大学時代に習った水理学。水や風の力や流れを計算したやり方ってどうだったかな。。。」
肌を通る、新幹線が遠くから連れて来てくれた風。
道ばたでどこからともなく甘い香りが漂います。
垣根に沢山ついているクチナシの花。
クチナシの花言葉「とても幸せです」「喜びを運ぶ」にぴったりの甘い香りにうっとり足を止める。
鼻の奥まで「幸せ」を吸い込んで。
田んぼの土手にあまり飛ばない鳥発見!!
「キリ、キリリ、キリ、キリリ」と鳴く、その名もキリ。
歩いていると茶色い鳥が、羽を広げて飛ぶと羽の裏が白。
キリの声!どこから聞こえる?
耳をそばだてる。
散歩から帰って蜂蜜入りのコーヒー。
ほんのり甘いコーヒーを
「あぁ~美味しい・・・」
と、じっくり味わって。
「よし!今日も一日頑張るぞ!」
とはじめる。はじまる『今日』の朝。
スマホやパソコンなどのメディア・電子機器に囲まれて、そして手放せず。
頭は仕事でいっぱいいっぱいになる日々がめまぐるしく駆けていく。
お散歩は、「わたし」と自然。「わたし」と五感。「わたし」と私。
を感じて自分を取り戻す大切な時間に。。。
最近読んだ本にこんなことが書かれていました。
毎日忙しくあっという間に過ぎ去った6月。
元気に乗り越えられたのはお散歩のおかげだったのかもしれない。
お散歩のきっかけは離れて暮らす息子くん達。
彼らがどんなに辛くても
彼らがどんなに悲しく落ち込んでも
何もしてやれない。
せめて息子くん達を小さい頃から守ってくれた氏神様に、彼らの幸せをお願いに行こう!
歩いて30分の場所にある神社で手を合わす。
「いつもありがとうございます。どうかお守り下さい。ありがとうございます。ありがとうございます」
心の中に息子くん達の笑顔が思い浮かんだ。。。
何て親孝行の息子くん達なんだろう。
彼らのおかげではじめたお散歩が、「息子くん達の幸せ」だけでなく、「私の幸せ」にもなっていた。
息子くん達。
いつも『幸せ』をありがとう。
ママは「今日」も元気です。
あなたなら大丈夫。今日も元気に行ってらっしゃい。