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なぜ睡眠が大切なのか❓トラウマとの関係は


⭐答え:睡眠中にショッキングな体験を整理するため

    (トラウマにならないようにするため)

理由:健康な人は、日常で嫌なこと、不快なことを体験しても一晩眠れば
「なぁーんだ、あんなこと。大したことないや!」とケロッと忘れられます。

脳は、睡眠中に今日体験した、嫌なことを過去の体験と照合して、「前にも同じようなことがあったな。」と怒りや悲しみや恐怖の感情を整理して、興奮をしずめる作業をしています。


健康な人は、ストレス時に脳は興奮しますが、
トラウマを持っている人は、ストレスが無くても常に興奮、緊張しています。


⭐トラウマになると心(脳)と体はどうなるか

常に、興奮した状態、緊張状態になっています。
最初のうちは自分もその感覚があるが、次第に麻痺していって
それが当たり前になります。
それは、脳が常に興奮状態であるということ。
当然、体も緊張状態にあります。


そうなると、些細な刺激で、周りがビックリするほど怒ったり、
すぐに泣き出したり、過度の反応を起こして社会生活(会社や学校)に
馴染めなくなっていきます。
自分も「反応が大き過ぎ」だと思っているが、自分ではどうにもできない。


身体も緊張状態が続いているので、奥歯のくいしばりや常に体の筋肉が緊張して固くなっている。
無表情または表情がこわばっている。
戦闘態勢に近い状態。
身体の緊張を自分で解けない、リラックスできない。


最近、ニュースやSNSなどで、少しのクラクションであおり運転に発展している映像を見ることがありますね。
私たちが見ていると、「あの場面は危険だから、誰でもクラクション鳴らすでしょ。」と思うことでも、突然、その車の後ろや前に付いて急ブレーキやあおり運転をして、結果事故になってたりしますよね。


あれは、過度に反応している状態だと思います。


トラウマとは

心的外傷のこと
精神的、身体的に強い衝撃を受けた体験(トラウマ体験)に自分の心がとらわれてしまい、人生にネガティブな影響を与えること。

脳が過去の体験と照合できず、その体験で感じた感情を鎮められないままで断片となって脳内に残る。

幼いころの何らかの「恐怖」が原因になっている場合がある。

誰にでも、小さいトラウマはあるといいます。


でも、常に緊張している、
眠ろうと思っても、今日の出来事が頭から離れない、
リラックスできない、いつも何か考えている、
とかないですか?



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