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Cuchulain of Muirthemne II. Boy Deeds of Cuchulain : ムルセヴネのクーフリン 二章 クーフリン少年時代の功績①
グレゴリ夫人による再話、「ムルセヴネのクーフリン」の翻訳の続きです。
前回の一生は「クーフリンの誕生」でしたが二章は「クーフリン少年時代の功績」です。今回はそのうちの前半パートである撲殺天使セタンタきゅん時代の部分を訳しました(ところでエスカリボルグって結局由来なんなのでしょうね??)。具体的には、母デヒテラの元から王の元へ行くエピソードと、大変有名な鍛冶屋のクランと猛犬のエピソードです。
クー
Cuchulain of Muirthemne I. Birth of Cuchulain:ムルセヴネのクーフリン 一章 クーフリンの誕生
新しい翻訳です。1902年、グレゴリ夫人によるクーフリン伝説をまとめた本であるCuchulain of Muirthemne(ムルセヴネのクーフリン)の翻訳、まずは第一章のクーフリンの誕生から。今回は、前回と異なり、本自体がクーフリンの伝説を広めることを目的にした側面があるものなので、音として日本人によりなじみがありそうなクーフリン読みを採用しました。
まちがいないなどのご指摘は@mkrnitk
翻訳:クーフラン(クー・フーリン)の死 ストークス抄訳による「レンスターの書」より
はじめに ストークス抄訳「クーフランの死」を翻訳するにあたって
今回私が翻訳したのは、12世紀に成立したといわれる「レンスターの書」に記載されている「クー・フランの死」をホイットリー・ストークスが19世紀末に「中世アイルランド語」から「英語」へ抄訳したものを、さらに私が「英語から日本語へ」翻訳したものです。
抄訳とは、原文を一部抜粋して翻訳することであり、ホイットリー・ストークスの訳の時点で
ストークス抄訳「クーフランの死」の翻訳に関してあれそれ①
1. 各固有名詞の読みについて
訳者(枕屋痛子)が調べられる範囲内、あるいは理解できた範囲内において、出来る限り原語の音にちかい表現を採択しました。また判断がつかなかったものなどについては一部、ローズマリー・サトクリフ著、灰島かり氏訳の「炎の戦士クーフリン」を参考にしました。それでも至らないものは私の判断で訳していますが、後にわかりしだい訂正するかと思います。
アイルランド語の発音については、マー