返歌(10月25日)
今日もたくさんの素敵な歌と出会いました。
感謝を込めて拙なる返歌を捧げます。思い届きますように。
寝転びて微か湿りし君の手を 星流るたび握りしめたる
北国の冬の便りはすぐそこに 今宵長袖パジャマ着て寝む
ジタバタとのたうち生きる我が側は 冷めたる笑い近づきもせず
ピカピカに磨いたヘルメットに映る 高き空一杯のいわし雲
路が空き風呂心地良く飯旨し 天上人の暮らしもソレな
幸せが届く黄色のポストより 南の景色君に送らむ
夢に見し追体験の鮮やかに ときめく我はスピンオフかも
浮き出たる青き線見て小躍りの 我と静かな覚悟の君よ
その望み海を飲み干しなお求む 渇く思ひは足ること知らず
悪友は学生の気配纏いたる 還暦越えてニヤリと笑う
花椒の効いて舌先痺れたる 湿気を祓うちからあるやも
お粗末さまでした。拝