【名言】渡邊 直子 | 登山家
2023年9月10日放送の「情熱大陸」(#1267 通う)に登場した登山家の渡邊 直子(わたなべ・なおこ) 氏。
今回も、名言コレクターの僕の独断と偏見で「情熱大陸」での渡邊氏の発言の中から「言葉」を拾っていきます。
まずは、渡邊氏がどのような人物なのかを知るためにプロフィールを見てみましょう。
1981年、福岡県大野城市生まれ。
3歳の頃から母の影響で、登山やサバイバルキャンプを始める。中学1年の時、パキスタンの4700m峰に登頂したことで、高所登山の虜になる。一方で、大学時代に参加した登山隊では保健係を担当し、その体験がきっかけで看護の道へ進む。
初の8000m峰登頂は、2006年の標高世界6位「チョオユー(8201m)」。
それ以来、看護師をしながら自力で遠征資金を貯め、2013年には世界1位の「エベレスト(8848m)」の頂を制した。これまで8000m峰を26回登り、13座の登頂を達成。「日本人女性初8000m峰14座制覇」まで、あと1座と迫っている。
https://www.mbs.jp/jounetsu/2023/09_10.shtml
それでは、ここから「情熱大陸」内での渡邊氏の「言葉」を拾っていきます。
・(多くの登山家が持つ狂気のようなものが彼女にはない)まず私、登山家だと思ってないんですよ。ただの一般人だと思ってるんですよね。周りから言われてるからそうなってるみたいなんですけど。8,000メートル峰の遠征に行くのが好きな何回も行ってる"8,000メートルバカ"みたいな。
・壮大な景色が強烈すぎて「パキスタンの山ってすごい」みたいな憧れは継続していましたよね。
・高山病経験したけど、でも強かったんですよ登りとか。「自分が強くあれる場所はここやな」って思いましたね。
・(学校では)数人から無視されるっていうのが始まって、手紙もらったりとか、結構強烈な。学校だけしか行ってなかったら潰れていたと思うんですけど、「ありギリス」っていう団体もあったし、「私は学校だけじゃない」って支えられていた。
・(大学3年で加わった遠征が後の生き方を決めることになる)私は保健係にたまたまなって、村人たちが「手当して」とか言ってきて、話聞くのも楽しいっていうふうだったから「じゃあ私できるかも」と思って看護師なろうかなと。(水産学部を出た後、看護大学に学び、看護師の道を歩む)
・イヤホンで聴いてたら日本と一緒じゃないですか。この爆音で聴けるからここに来るみたいなもんですよ。
・8,000メートル峰って1座登るのに2カ月くらいかかるので、その中で生活することも私は登山だと思っているんですよね。いろんなことが起るので、それが面白くて刺激になるんです。
・山が好き。ヒマラヤが好きで、8,000メートル峰の遠征が好きで、14座登頂しても登り続けると思いますし、子どもたちにもヒマラヤを見せて世界の面白さを知ってもらいたい。
次に、番組中での渡邊氏のお母様の「言葉」
・(3歳の渡邊に山登りの魅力を教えた母の千代子さんはいつも娘の無事を祈っている)手を合わせて自分の心を鎮めている。「お願いしますね」って。それしか私には何もできないですもんね。もう応援するしかないじゃないですか。今「やめり」って言ってもあの人は絶対やめません。
いかがでしたでしょうか。
みなさんの「今」に響く名言と出逢うことはできましたでしょうか。
引き続き名言をコレクションしていきますので、よろしくお願いします。
参考までに今回の「情熱大陸」のダイジェストや渡邊氏の関連情報も掲載しておきますね。
8000m峰完全制覇へあと1座!
ヒマラヤに心奪われた現役看護師
「私、登山家だと思ってないんですよ。8000m峰の遠征に行くのが好きな、8000mバカみたいな」
標高8000m以上の山々は世界に14座しかない。すべてヒマラヤ山脈にある。そのうち13座の登頂に成功してきたのが登山家・渡邊直子だ。
残すはチベットのシシャパンマ(8027m)1座のみ。偉業達成目前の渡邊だが、取材カメラにも気を張ることなく、いつもどこか楽しそうな姿を見せる。
「どうやったら自分が強くなれるか、どうやったら自信が持てるかを確かめにヒマラヤに行き続けている気がしますね」
渡邊が8000m峰にこだわる背景には、子供時代に受けたいじめがあった。
学校でのつらい日々。そんな渡邊を夢中にさせてくれたのがいつも「山」だった。「いじめられたとしても私にはこういう世界がある。他の人たちができない体験を、私はしているんだ」
24歳で標高世界第6位の「チョオユー(8201m)」を制覇。初めて8000m峰の頂に立ったことが人生を変えた。以来17年、現役看護師として働く渡邊は、給料の大半を遠征費用に充てて「世界の屋根」に通い続けてきた。
この夏、彼女が挑んだ山は、標高世界第2位の「K2」。
激しい天候の変化や、高いテクニックを要する難しいルートから「非情の山」と呼ばれ、多くの登山家を退けてきた。2018年に初めてその頂をきわめた渡邊にとって大切な山に再びアタックする。
だが、必ずしも登頂成功の記録だけにこだわっているわけではない。山での生活や登山の過程で感じる気持ちを大事にしたい...命がけでヒマラヤに挑み続ける"8000mバカ"の、厳しくも愉快な山行を追った。
https://www.mbs.jp/jounetsu/2023/09_10.shtml
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渡邊氏関連情報
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渡邊直子オフィシャルサイト
https://naoko-watanabe.com/
渡邊直子YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@naokosummitwatanabe