見出し画像

【不妊治療休業17日目】後悔役に立たず

今日は朝5時前に目が覚めました。

夢には父が登場。
イオンモールで家族を探している夢でした。
GLOBAL  WORKの店舗の前で父を発見。
「おお」と右手を挙げてニコニコで近づいてくる父。
何を話していたのか全く覚えていませんが、色々と話しかけてくるのが煩わしく、相槌そこそこに他の家族を探しました。

朝起きて、これが夢だったんだと気がつきました。

わたしの父は数年前に亡くなっています。
心筋梗塞による突然死。
実家を離れていたわたしは、父が倒れたという連絡を受けてから急いで帰省したので、最後に交わした言葉も覚えていません。

直後の悲しみは言葉で言い表せませんが、数年経ち、最近は父のことを考える時間もかなり減っていました。
だから、なんの前触れもなく夢に出てきたのには驚きました。
起きてから、せっかく久しぶりに会えたのにもっと色々と話せばよかった、と後悔。
でもすぐに、いや、本当は生きているうちにもっと話をしたらよかったんだと思い、涙が出ました。

父が心肺停止という知らせを聞き、実家に向かう電車の中で、父さんが目を覚ましたらもっと頻繁に実家に電話するし、LINE無視しないし、ツムツムのハートもちゃんと返すから…お願いだから助かってくれと祈っていました。
一方的に送られてくるばかりの父とのLINE画面を見て、このままお別れなんて絶対ダメだ、と強く思いました。

結果として父は亡くなり、残された私たち家族はそれぞれとても後悔しました。
もっと話を聞けばよかった。話をすればよかった。
もっと実家に顔を出しておけばよかった。
もっと優しくしておけばよかった。

でも後悔役に立たず。
ほとんどの大切なものは失ってから大切さに気づくんですね。

これ以降、わたしは大切な人をぞんざいに扱う、ということがすごく怖くなりました。
これが交わす最後の言葉になったらどうしようと思い、相手を傷つける言葉を発することができません。
それがモヤモヤになることもあるので、これが良いことなのか悪いことなのかわかりません。
毎朝夫を見送る時も、これが最後になったらどうしよう、と一瞬頭によぎります。
トラウマの一種なのかもしれません。

自分が後悔しないために、大切な人を正しく大切にする。
苦しくなることもありますが、自分の手が届く限り、できる限りはそうしていこうと思います。

ただただ自分語りの記事になってしまいました。

これから採卵周期に入ります。
スピリチュアル的なことはあまり信じていませんが…
父が見守ってくれているはずだと思って、自分の体とお医者さんを信じて臨もうと思います。

読みにくい&暗い文章になってしまいましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?