ヒトは「不完全二足歩行」動物だった
今回も 人体についての
根本的な誤解を明らかにしていきます
ティラノサウルスを見ても分かるように
二足歩行動物は
前脚が退化していきます
後肢だけで 十分移動できるのに
重い前肢を維持するのは
ムダでしかないからです
ちなみに ティラノの前肢が
完全に退化しなかったのは
生まれた直後は 四足歩行だったからだと考えられます
後肢が発達してくると
もう 前肢は用済みなので
成長が止まったのでしょう
ヒトも 立ち上がるには
「ハイハイ」の時期が必要です
しかし いったん立ってしまえば
腕は かえって重りですから
本来 そこで成長が止まるはずです
実際には もちろん
成人するまで
腕も成長し続けます
つまり ヒトは
二足歩行動物としては
前肢があまりにも強く 重すぎますσ(^_^;)?
これはすなわち 人体が
「四肢で体重を支え、移動する」
デザインであることを意味しています
二足歩行には 完全に適応していません
この事実を指摘したのは
歴史上 マキトが初めてかもしれません
現代人は
肩腕で体重を支える機会が 絶対的に不足しています
その分 足腰に負担が偏り
あらゆる不調を引き起こしています
ほとんどの人は
まず 膝から壊れます
これは 加齢だけでなく
足腰を過度に使い続けた結果
軟骨が摩耗してしまうためです
僕は 人類最古の道具は
「杖」だったと考えています
道具を持ち歩く習性は
ヤドカリやミノムシにも見られます
高い知能は必要ありません
テナガザルは 枝にぶら下がって生活するため
上半身の直立を すでに実現しています
つまり ヒト祖先も
地上に降りた時点で
直立していたはずです
ただし まだ
後肢が発達していないため
長距離は歩けなかったでしょう
木から木へ移るための
短距離移動に限られていました
密林であれば
手すり代わりの低い枝・ツタは
いくらでもあります
歩くときに ヒトが腕を振るのは
つかまるための枝を
探すためだと考えられます
しかし 杖を使用すれば
平地でも 長距離歩行が可能になります
杖は 天敵のヘビを追い払ったり
高い位置の果実を叩き落すにも便利です
今でも マサイ族は
ヘビ除け用の杖を持ち歩いています
杖の使用こそが
「ヒトの始まり」だったのでしょう
杖を使わなかったグループは
直立を捨てて四足歩行に戻り
ゴリラやチンパンジーに進化していきました
さらに 杖の先端に
石のナイフを括り付ければ
槍となり サバンナの猛獣も追い払えます
もちろん狩りもできます
この時点で ヒトは
初めて森を出て
危険だらけの平原に進出できたのです
つまり ヒトは一貫して
杖で体重を支えてきました
だから 腕がさほど退化せず
現在の強度を保ってきたのです
あまり 知られていませんが
両手で長い杖を突きながら走ると
まるで天狗のように 軽やかに疾走できます
僕はズバリ「天狗走り」と呼んでいます
しかも 負荷が全身に分散されるので
普通の走りより疲れません
かつての山伏は 山中を
天狗走りで移動していたはずです
その姿から
現在の天狗のイメージが生まれたのでしょう
もちろん 現代の都市生活の中で
むやみに杖を持ち歩くわけにはいきません
それでも 手すりやつり革をつかんで
腕を使うことはできます
僕は 歩道を歩くときにも
ガードレールやフェンスを使って
身体を進めています
日本一歩くのが速いかもしれませんw
第一 足が疲れなくてラクです
手すりが無い場合
階段を上るときには
手で膝を押せば 全身運動になります
もちろん 坐る(しゃがむ)時や立ち上がる時も
膝に手を添え 足腰の負荷を減らすのが
人体本来の「使用法」です
50歳で 足腰を壊してしまったら
100歳まで生きても
あまり いい人生とはいえませんよね
自分の身体とは
一生 付き合っていかなくてはいけません
科学的・合理的な使用法は
ぜひとも身に着けておく必要があるのですヾ(*^▽゜)
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