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「今日はなんか書けないなぁ」って理由とその恐れについて考えてみた

あー、やっぱり今日はなんか書けないな。頭の中では言いたいことがぐるぐる回ってるのに、指が全然動かない。キーボードの音だけが響いて、何も生み出せていない感じ。そんな時、よく思うんだよね、「俺、ほんとにダメだな…」って。何でこんなに書けないんだろう。

実は、これって一つの恐れがあるからなんだ。「自分の考えが消えてしまうんじゃないか」っていう恐れ。人のために文章を書こうと思っても、どうしても「相手が求めてるもの」を意識しすぎちゃって、自分の意見がどんどん薄れていく。その瞬間が怖いんだ。
例えば、「この人が欲しい情報はこれだろうな」「こうすれば響くんじゃないか」って思って書くけど、気づくと「これって本当に自分の意見かな?」って自問自答する。

どんどん消えていく自分の言葉


指を動かしているけれど、心は全くついていかない。「この文章、何のために書いてるんだ?」って自分に問いかけても、答えが出てこない。
キーボードの音が、ひたすら空しい。なんでだろう、意識がどんどん相手に寄っていく感覚。自分の気持ちが消えていくような感じ。「うわ、なんかこういう文章書いてても面白くないな…」
頭の中でそのセリフがこだまする。自分の言いたいこと、伝えたい思いはどこに行っちゃったんだろう。

恐れの正体


何でこうなっちゃうんだろう。考えてみたら、「自分の考えが消える恐れ」って、実は結構リアルな問題なんだよね。
あの時、「これ絶対に伝えたい!」と思って書いたものが、結局誰かに求められた形に合わせると、自分の色が失われていく感覚。これが怖いんだ。
例えば、「もっと具体的に」「もっと反応が欲しい」って無意識に考えて、自分の感覚が薄れる。
そうすると、あー、なんか自分が書いたって感じがしない。頭の中で描いていた情景も、心の中で感じていた感情も、いつの間にか他人のものに変わってるような気がしてくるんだよね。

書いているうちにわかること


でも、ちょっとだけ心の中に変化が起きるんだ。ある日気づくんだよね、「自分が書きたいことをそのまま書けばいいんだ」って。
そうすると、あれ?なんだろう、あんなに不安だったのに、自然に自分の言葉が出てきてる。あまりにも簡単に、流れるように。
最初は「相手がどう思うか」を気にしてたけど、今はその思いがあまりにも自分の中で溢れすぎて、止められなくなった。
「書きたいから書く、ただそれだけ」。なんかそれだけで、安心してきた。自分の思いがちゃんと形になっていくってわかったから。

反応を気にすることをやめた瞬間


「でも、これでいいんだろうか?」って、まだちょっと不安になる瞬間がある。「読者に伝わるかな?」って考えちゃうけど、その恐れがだんだん薄れていくんだよね。
気づけば、「自分が伝えたいことを、ただ書いていけばそれでいい」って思えるようになっていた。自分の思いを表現することに集中できるようになったんだ。
でもその過程で、心の中のセリフが変わる。
「あれ?これが俺の考えなんだ」って、最初はわからなかったことが、少しずつ見えてくる。それに気づいた時、なんだか嬉しい気持ちになった。

変わったこと


自分が変わった瞬間を感じたとき、実はちょっとドキッとした。「あ、俺、もう他の人の目線で書こうとしてないな」って。最初は怖かったけど、結局は自分を大切にした方が、本当に伝えたいことが伝わるんだ。
あの不安が消えた時、「これが俺だ」って自信がついた気がした。

でもね、やっぱりまだ少しだけ不安になるときもあるんだ。
「これ、伝わるかな?」「ちゃんと相手に響くかな?」
でも、そんな自分を大事にすることで、やっぱりそれが一番強い気がするんだよね。だから、今はただ「書くこと」を楽しむことを心がけてる。
それが一番大事なんだと思うんだ。

気づけば形になっていく


最初は書けなかった理由、怖かったこと、そしてその恐れを乗り越えたこと。自分の考えを大切にすること、それだけで、自然と文章も形になっていった。
だからこそ、最初は失敗したっていいんだよ。自分のペースで進んでいけば、その先には自分の言葉が待っているから。
そして、書くことがだんだん楽しくなっていくのが感じられるんだ。

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長谷部悠斗//お話を聴くひと😽
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