焦って動いて、何もできず、いつも空回り。だから一日かけて爪を磨いてみた
なんだろうな、頑張ってるのにうまくいかない。頭の中では完璧なプランができてるのに、実際やってみると空回りばっかりで、どんどん焦って、何もかも嫌になる。わかるでしょ?「なんで俺、こんなに無駄なことしてるんだろう」って自己嫌悪するやつ。
だけど、そんなとき、ゆっくり動いてみるって選択肢を思いついた。無理にスピード出さなくていい、焦って全部片付けようとしなくていい。ただ、1日の中でたったひとつだけ、丁寧にやってみる。たとえば、爪を整えること。それだけに時間をかけてみる。
1日かけて、爪を整える
この間、朝から夜まで本当に「爪を整えるだけ」をやってみた。まず形を整えて、甘皮を取って、爪の表面を磨いて、最後に保湿までして。正直、最初は「こんなことして何になるんだろう」って思った。でも、終わったあと、ふと自分の手を見たら「あれ?これ、俺の手?」ってちょっと感動した。ツヤツヤで綺麗な指先を見て、なんだか心が落ち着いたんだよね。
ぐちゃぐちゃでも、爪だけ整ってると安心する
爪だけでも整ってると、ちょっとした安心感がある。「全部がぐちゃぐちゃでも、ここだけは整ってる」って思える場所があると、気持ちが軽くなるんだ。自分を全否定しなくて済むっていうか、「全部ダメなわけじゃない」って思える余白ができるんだよね。
次のステップが自然に見えてくる
不思議なことに、爪を整えるだけで「次、髪もやってみようかな」って気になった。別に全部完璧にする必要はなくて、ひとつが整えば、次もやりたいって自然と思える。これって、多分、やりすぎないからだと思う。全身全部をケアしようとすると、それだけで疲れてしまう。でも、ひとつだけ丁寧にやると、次のエネルギーが湧いてくる。
「爪を整える」のはアリだ
「爪を磨いて保湿」って聞くと、「いやいや、それは女性がやることでしょ」って思う人もいるかもしれない。でも、そんなの関係ない。手元が整ってると、なんとなく自分に自信が持てるんだ。別に誰かに見せるためじゃない。自分のためにやるんだよ。
それに、爪を丁寧にケアしてるときって、不思議と無心になれるんだよね。何も考えず、ただ目の前の作業に集中する。ある意味、瞑想みたいな感覚かもしれない。心がザワザワしてるときほど、こういう「シンプルなこと」に救われるんだ。
「ひとつだけ整える」安心感
多分、これって爪じゃなくてもいいんだよね。部屋の中がぐちゃぐちゃでも、机の上だけ片付けるとか。忙しくても、シャツだけアイロンをかけるとか。何かひとつだけ整ってる場所があると、それだけで「まだ大丈夫」って思える。全部完璧にしなくていいから、「ここだけ整えよう」って決める。それだけで、少し楽になるんだ。
空回りするのは悪いことじゃない
空回りって、確かにしんどい。でも、それって頑張ってる証拠でもある。何も考えず、何もしないでいるよりは、空回りでも動いてるほうがマシだと思う。だから、空回りに疲れたら、立ち止まってひとつだけ丁寧にやってみる。それが爪を整えることでも、机を片付けることでもいい。ひとつ整えることで、自然と次のステップが見えてくる。
焦らなくていい、ゆっくりでいい。それだけで十分なんだよね。