怒りで人をコントロールしようとする人の無意識とは？実は...

「この人なら怒っても許してくれる」
「この人には強く当たっても大丈夫」

そう無意識に思って、怒りで相手を動かそうとする人がいる。

自分では「正当な怒りだ」と思っているかもしれない。でも実は、きっと自分でも気づいてないけど、それって単に「怒りが通じる相手」を選んでいるだけだったりする。

怒りでコントロールしようとする人の心理

たとえば、いつも職場で冷静な上司の前ではおとなしくしているのに、恋人や家族の前では怒りを爆発させる人。

優しい人の前でだけキレるよね。

それは、「怒れば相手が動いてくれる」と思っているから。

なんだけど、でも本人は無自覚。


こういう人は、怒りを「武器」として使う癖がついている。

怒れば相手が折れてくれる。怒れば相手が言うことを聞いてくれる。

だから、自分が甘えられる人や逆らわなそうな人の前では、無意識に怒りをぶつけてしまう。

これって、ある意味「怒りに依存してる」
まぁ、中毒みたいなもんで、感情に飲み込まれてるとも言える。

なぜ「怒ればいい」と思ってしまうのか？

理由はシンプル。

「過去にそれでうまくいった経験があるから」

子どもの頃に、泣き叫べば親が言うことを聞いてくれた。
怒鳴れば周りが譲ってくれた。
強く出れば相手が折れてくれた。

こういう経験を積み重ねると、「怒れば通る」という学習が無意識に刷り込まれる。

でも、これがクセになると、優しい人の前でだけ怒りを爆発させる「怒りのコントローラー」になってしまう。

怒り狂う人ってこんな感じ

例えば、普段はニコニコしているのに、彼氏や旦那の前では突然ヒステリックになる女性。

店員や他人には愛想がいいのに、パートナーには怒鳴る。

「あなたのために怒ってるの！」と言うけど、本音は「私の言う通りにして！」

優しく対応すると「やっぱり私が正しい」と思い込む

こういうタイプは、怒りを「自分の思い通りにする手段」として使ってる。
だから、優しい人が相手だと、ますますその手段が強化される。

「怒れば言うことを聞く」と思ってるから。

怒りに屈しないためには？

一番大事なのは、「怒りに従わないこと」

・「怒ったもん勝ち」を許さない
・冷静に対応して、相手の怒りに巻き込まれない
・怒られたからといって、すぐに譲歩しない

怒りでコントロールしようとする人は、「怒りが通じない」とわかると、その方法を使えなくなる。

怒ってもダメなら、他の方法を探すしかないから。


結局、怒りでコントロールしようとする人は、「怒りが通じる人」を探してるだけなんだよね。

だから、怒りに屈しないことが、そういう人との関わり方のカギになっていくんです。

他にも「めっちゃタメになる！」怒りをテーマにたくさん記事を書いてます。

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