「もう自分はだめかもしれない」と思ってしまう理由は「すごいところにいるから」
こんにちは。
牧 菜々子です。
もうこれ以上は、自分はだめかもしれない。
そう思ってしまう理由は、十分すごいところにいるからです。
周りにすごい人たちがたくさんいるようなところにいるから、「自分はもうだめかもしれない」と思ってしまうのです。
ある意味、狭い世界の話になってしまっている。
少し俯瞰で見てみれば、全然だめなんかではないのです。
プロ野球選手が2年目でスランプになったからといって、ドラフトで指名されて入団することができた人はほんの一握りです。
「プロ野球選手の2年目」という時点で、十分過ぎるくらいすごいのです。
自信を失ってしまうのは、すごいところですごいことをしているからです。
今人気のSnow Manも、一部では「デビューできない」と言われていました。
本人たちも、「確かに無理かもしれない」という思いを拭い切れなかった。
そうなってしまった理由は、すごいところですごいことをしていたからです。
事務所に所属できて、グループを組めて、舞台に出演できていた。
十分すごいところにいるからこそ、「デビューするのは小さくてかわいらしい男の子たち」という価値観の中で、周りの人気がある人たちと比べて「確かに自分たちには無理かもしれない」と思ってしまっていたのでしょう。
外の世界に目を向ければ、これ以上ないほどの商品となる実力がついているにもかかわらず。
今の活躍があるのは、「自分たちはすごいところですごいことをしている」「自分たちは勝負できる」とどこかの時点で気づいたからに他ならないのではないでしょうか。
真面目で素直な人ほど「確かに無理かもしれない」と一時にせよ思ってしまうのですから、成功するためには「あなたは十分すごいところにいるんですよ」と絶えず言ってくれる人をそばに置かなければなりません。
エンターテイナーだってアスリートだって、私たちだって同じです。
少し俯瞰で見ることによって、自信をつける。
そのことが、飛躍するためには必要不可欠なのです。