社会問題には他人事のまま声を上げる
こんにちは。
牧 菜々子です。
今、社会問題は解決しにくい状況にあります。
どうしてかというと、それで困っている人の人数が少ないからです。
さまざまな社会問題がそれぞれ、改善には人数が足りません。
それはテレビが1人1台、スマホが1人1台と、価値観が細分化したからです。
それぞれの社会問題で困っている人の人数は少ないのですが、その人たちが困る度合いは常軌を逸しています。
全体から見るとごく少数の人たちが、あちこちでものすごく困っているのが、現代の社会問題の特徴なのです。
ですから、改善のためには、あらゆる人が他人事のまま口出しをして、声を上げていかなければなりません。
そうなると、期せずして加害者になってしまう状況が今より増えてきます。
「当事者でもないに」「分かるわけないのに」と思われる覚悟と、加害者扱いされても声を上げていく勇気が必要で、行き違いがあったとしても傷つきにくい心と体を育んでおくことが大事になってきます。
人は、睡眠が足りないと傷つきやすくなります。
同じことを言われたとしても、睡眠が十分に取れていない状態だと深い傷を負うのです。
睡眠不足の人の人数が一定数を超えると、社会問題を改善しようにもあれこれとごたごたが起きて、詰んでしまいます。
ただでさえ当事者の人たちの人数は改善には足りず、睡眠不足の中人々は傷ついて頓挫し、すべてがそのままになっているという現状があります。
価値観の細分化は私たちが望んだことですし、多くの人にとっては自己実現がしやすい世の中になりました。
後は、あらゆる人が他人事のままものすごく困っている人たちの社会問題に加害者扱いされながら口出ししていくことがどうしても必要です。
そのための睡眠ブームであり、SNSを始めとするテクノロジーの進化・情報化でもあるのです。