「正しいこと」をあまりしないようにしたほうがいい
こんにちは。
牧 菜々子です。
悪いことは、しちゃいけない。
じゃあ、「正しいこと」は、しても大丈夫でしょうか?
答えは、残念ながらノーです。
どうしてかというと、今は、「正しさ」が変わっている最中だからです。
特に今は、あまり「正しいこと」をしないようにしたほうが良いのです。
「正しい」人の言動が違和感を与える理由
「自分が正しい」と思うこと自体は、いいのです。
でも、「正しいこと」を、せっせとするのは、よくありません。
「正しさ」は、時代とともに変わります。
だから、「正しさ」を根拠にした言動は、攻撃されるのです。
人が離れていったり、信頼を失くす原因にもなる。
逆に、「正しいかどうかはわからないけれど」と逡巡している言動ほど、支持されます。
どうしてかというと、「正しさ」が変わっていっているので、「正しいかどうかはわからない」という言動のほうが、現実にマッチしているからです。
だから、「正しいこと」をせっせとしている人の言動は、違和感を与えるのです。
「間違っているかもしれないこと」もちょっとずつしていったほうがいい
正しいことはあまりしないようにしたほうがいい。
ということは、「間違っているかもしれないこと」でも、ちょっとずつしていったほうがいいということです。
リスクはあります。
ですが、「正しいことばかりしているリスク」よりは、よっぽど低いです。
正しさが変わっている中で、正しいことばかりしているというのは、すごくリスクが高いのです。
少しリスクを冒してでも、「間違っているかもしれないこと」をちょっとずつしていく。
それができる人に、今は人がついていく時代なのです。