周りのレベルに合わせなきゃいけない苦労
こんにちは。
牧 菜々子です。
優秀な人には、苦労があります。
それは、「周りのレベルに合わせなきゃいけない」という苦労です。
どうしても、周りの人と関わって生きていかなければならない。
レベルが合わないので、話が通じる人も少ないし、我慢を強いられる場面も多いのです。
周りの人はわかっていないことがわかる
優秀な人には、物事がわかってしまいます。
「あれは、こういうことだな。」とか、「これは、こうなるな。」とか。
でも、周りの人は、わかっていません。
そして、優秀な人には、周りの人がわかっていないこともわかるし、さらにその人は「わかっていないことがわかっていない」ということもわかる。
それでも関わっていくために、常にレベルを合わせる必要があるのです。
念のため確認したり、教えたり、フォローしたり。
これが、生きて行く限り続くのですから、それだけで苦労が絶えないということになるのです。
時代の転換期にはもっと大きな負荷がかかる
優秀な人が、周りのレベルに合わせるのは、相当なストレスです。
想像しただけで、気が滅入ってくる。
ましてや、今は、時代の転換期。
周りの人が、混乱しているのです。
自分が正しいと思いたいけれど、それが通用しない場面が増える。
だから余計に、今までの価値観に固執している状態です。
頭の中がまだその段階なのですから、外に表れる行動というのは、もっと困ったものになる。
ただでさえ苦労が絶えないところに、もっと大きな負荷がかかっているタイミングなのです。
話が合う人はネット上にしかいない
それなのに、身近に話が合う人がいない。
わかってくれる人もいない。
おそらく、「話が合う人はネット上にしかいない」という人は、割合からいくと想像以上に多いのではないでしょうか。
もともとレベルが高いところに、価値観の変化という環境的要素が加わり、そのような人の数は増えているはずです。
「自分はネット上にしか話が合う人がいないような人ではないはずなのに」と思ってしまうと、もしかしたら苦しくなるかもしれません。
話が合う人は、ネット上にしかいない。
今はそれでいいタイミングです。
身近な世界では、十分、周りに合わせています。
その苦労は、周りの人には計り知れないものがあるのです。