時間がある人ほど締切に遅れる理由
こんにちは。
牧 菜々子です。
こんな経験はありませんか?
まだまだ時間があると思っていたのに、遅刻してしまった。
締切まで日があったのに、結局間に合わなかった。
または、スケジュールが空いている人に仕事を頼んだはずなのに、納期に遅れた。
逆に、分刻みのスケジュールをこなしている人に頼んだ仕事のほうが、先に仕上がって来た。
不思議と、こういうことは起こるものです。
どうして、時間がある人ほど、締切に遅れるのか?
その理由は、パーキンソンの法則が作用しているからです。
「仕事は、与えられた時間の分だけ膨張する」。
時間がある人に仕事を頼むと、「仕事が膨張する」ので、締切までに仕上がって来ないのです。
逆に、スケジュールがタイトな人は、仕事が膨張しないので、すぐに仕事を仕上げられるのです。
もちろん、仕事の精度というのがありますから、速いから良いとは言えません。
遅いのが悪いと言いたいわけでもありません。
「スケジュールがタイトな人の仕事が速く仕上がってくるのも、時間がある人の仕事が遅いのも、どちらも法則どおりだ」と言いたいのです。
前もって想定しておけば、対処することができます。
締切に間に合うかどうかは、仕事が「膨張しているかどうか」の問題。
そして膨張するかどうかは、その人に「時間が与えられているか与えられていないか」にかかっているのです。