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わが子がうまくいきそうもない道に進もうとしていたら
こんにちは。
牧 菜々子です。
自分の子どもが、どう考えてもうまくいきそうにない道に進もうとしていたら。
親は、どうしたら良いのでしょうか?
例外的にうまくいくことはあるけれど、文化人類学的に見て、どう考えてもうまくいきそうもないことはわかる。
そんな時に、親にできることは、やめさせることではないと私は思います。
親は、やめさせるのではなく、いざうまくいかない時が来た時に、さりげなくわが子に寄り添うこと。
そのさりげなさのために、入念に備えをしておく必要があるのではないでしょうか。
中には、命の危険があることをわからずに、その道へ進んでしまうこともある。
直接命が狙われることはなくても、特定の疾患が発症しやすい職業に就きたがるぐらいのことは、十分に考えられます。
では、やめさせるのか?
わが子は、親自身ではありません。
どれだけ説得してやめさせても、それで親は楽になりますが、本人は理不尽に感じるでしょう。
おそらく、正しいのは、親の言うことのほう。
だからこそ、「うまくいきそうもない」という予測は当たります。
その時に、これみよがしにではなく、あくまでさりげなく、子どもに寄り添う。
親にできることは、さりげなく子どもに寄り添うための、入念な備えなのです。