20年続くフリーライターになる方法
フリーランスという働き方やライターという仕事が、珍しくなく一般的に理解されるようになってきたのは、割と最近じゃないかなと思います。
私が新卒で就職した頃は、フリーター(フリーランサー?)は、かなり王道を外れた人というイメージがありました。就職活動の年はもろに就職氷河期。受験前に見た大学のカタログには、憧れの大手企業への就職率がきらびやかに記載されていたのに、蓋を開けてみればまさかの求人自体がない状態。びっくりしましたよね。
それでもその時の私に、フリーターになるという選択肢はなく、必死の就職活動で決まったところどこでもいいや的に就職。会社にはとても申し訳なかったのですが、入社の時点でその程度のモチベーションでした。
その後の海外生活をきっかけに、フリーランスの道へ入り、そんなこんなで時代の流れも変わり、今や日本のフリーランス人口は増加中。新規参入者だけでも2020年から2021年の間に320万人から517万人にも増えたそうです。2021年の時点で、フリーランス人口は1,670万人もいるとか。
今はもっと増えていることでしょう。
おそらく、ここ10年とかで増えているのではないかなと感じています。
そして多分、一時期フリーランスになってもまた就職した人もいるでしょう。フリーランスで安定した収入を稼ぎ続けるのは楽ではないですから。
私はかれこれ24年くらいフリーランス(個人事業主)。職業は、いろいろやりつつのこともありますが、ライター&プロモーター。どうしてこんなに長く続けられているのか、その方法を考えてみました。
20年以上フリーライターを続ける方法
1.健康に気を付ける
少し体を壊したり、手根管症候群や肘部管症候群を患って、あんまり書けない時期もあったけど、まあまあ健康なのでなんとかなってきました。特に何かしてきた訳ではないけど、これ以上は無理というところ以上には仕事をしなかったというのはあります。特に心。メンタルをやられたらダメージは大きく回復に時間がかかると思います。自分を守ることは大切。
2.メリハリ。頑張る時は頑張って、頑張らない時は頑張らない
ずーっとずーっと、MAXで稼働し続けるのは無理。今月持っているこの仕事は頑張る。でもこれが終わったら、量を調整できる仕事は調整して少しゆるく働くなど、緩急をつけていました。これをしなかったら、望む望まないに関わらず、勝手にある日突然強制的にすべて終了になってしまいます。身体を壊したり、大きなミスをおかして契約終了など。無理は禁物。
3.周囲の人の理解と支え
家族に、”お勤めに行く=ちゃんと仕事をしている”という考えの人がいて、プレッシャーをかけられたら、長くフリーライターを続けるのは難しいかも。一時ならできますが。自由にさせてくれる家族には感謝。
4.学びと経験値
そこで止まっているんじゃなくて、新しいことを学ぶこと。そしてチャンスがあれば新しい経験を積むこと。新しい経験をする時は、たとえ条件があまりよくなくてもそこから学べること、学んだ先を見据えて有難く受け入れること。未経験のフリーランサーにチャンスをくれるクライアントは貴重な存在です。
なんてえらそうに書いてみましたが、自分にも言い聞かせています。それにいつまでフリーライターでいるのかは私にも分かりません。ライターでいるかどうかもフリーランスでいるかどうかも。
私はまだまだきっと成長するだろうし、やりたいことも変わっていくと思います。でももし今フリーランスの方やライターの方が今の生活を気に入っているなら、できるだけ長く続けられるように、少しでも役立ったら嬉しいです。
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20年以上続けられるフリーランスになる方法。
語っていきます。よろしくお願いします。
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