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子どもと横の関係になるとは?

以前に、アドラー心理学ELM講座をした時にいただいた質問。

「横の関係ってどういうことですか?」

アドラー心理学では、親子関係においても

「上下の縦の関係ではなく横の関係で繋がりましょう」

と言われます。

きっと初めて聞く方にははてな??が湧きますよね。

そこで、私自身がアドラー心理学を学んだときに教えていただいたことを思い出し、次のようにまとめてみました。

縦の関係とは・・・「せまいはしご」


この写真を見てイメージしてみてださい。

相手と縦の関係だと・・・

✓ どちらかが必ず上にいる。

✓ 目標を達成するためには、相手を蹴落とさないといけない。

✓ 上の人が支配的だと、下の人は反抗的・依存的になる。

というふうになります。

親子でも先生と生徒でも、上下で繋がると反抗的になったり依存的になったり、今までの経験で思い当たることはないでしょうか?


これに対して、
横の関係とは・・・「サッカーフィールド」

このような広いサッカーフィールドを思い浮かべてみてくださいね。

相手と横の関係になると・・・

✓ どこにいてもよい。

✓ 平等の位置。

✓ 同じ目標に向かって協力できるときは協力し、ひとりで行動するときにはひとりで行動。

いかがでしょうか?

同じ目標に向かうときに、それぞれが受け持つ役割が違うだけで、そこに優越や上下はありません。

お母さんも、お子さんが助けを必要としている時にはアシストしてあげたらよいけど、自分ひとりで達成できそうな時にはそこに手出ししなくてもよいのです。

ただ・・・

平等と同等は違うので、気をつけないといけませんね。

特に大人と子どもでは持っている力、経済力、経験など大きな違いがあります。

それを同等とするのではなく、それぞれの役割で関わることが大切だと思います。

違いはあるけれど、人間の価値は完全に対等ですからね♡

縦の関係、横の関係について、このようなイメージにすると分かりやすいのではないでしょうか?

私自身も受講者様の質問のおかげで改めて理解することができました!

私の開催するELM講座、質問大歓迎ですよ~♡

そんなELM講座、絶賛募集中です♬


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