【教員時代エピソード】連休明けの先生の言葉
ゴールデンウイークが明けましたね。
今年は10連休の方もおられたのかな?
そんな連休明け・・・
子どもも大人も日常に戻るのがちょっとしんどくないですか??
小学校教員時代、連休明けにこんなことがありました。
当時一緒に働いていた2年生担任の先生で、子どもに厳しめの方がおられました。
その先生は子どもの忘れ物にも厳しく、毎日朝の会で忘れ物チェックを実施。
正直・・
私自身が忘れものが多い人なので、そんなに厳しくする必要ある??と内心思っていました。
そのクラスでは忘れ物をすると厳しく怒られるので、授業中に忘れたものを先生に借りに行くのも怖くて言い出せない子もいるようでした。
そして連休明け。
そんな先生のクラスで恒例の忘れ物チェックが行われているところに、私は偶然通りかかりました。
休み明けということもあり、忘れものをした子がちらほら…。
「わ~、子どもたち怒られちゃう!」
とよそのクラスの子ながら心配しながら見守っていたのですが。。。
なんと、
その先生が言われた言葉は
「今日は・・・学校に来ただけで花マル!!」
まさかの言葉に通りかかった私もびっくり!!
「長いお休みの後に、みんなよく学校に来たね。
先生も実は、行くのめんどうだなあって思ったよ。」
私の中のその先生へのイメージが一瞬でガラリと変わりました!!
きっと子どもたちも同じだったのではないでしょうか♡
先生も自分たちと同じなんだ!
「めんどう」って言ってもいいんだ!
学校に来ただけですごいことなんだ!
と、価値観がガラリと変わったように思います。
アドラー心理学でも言われる「共感」すること。
これはやっぱり最高の勇気づけですね。
私もその先生の言葉にとっても勇気づけられました♡
そしてここだけの話…
連休明けに一番どんよりしているのは職員室の先生たちだと思いますよー。
私自身も教員時代、怒涛の新学期はとにかく連休を目指して必死に毎日を乗り切っていました。
これから5月後半、6月には祝日がなく、1学期はノンストップで進みます。
子どもたちも先生方も、みんな無理せず元気で過ごせますように♡
連休明けは特に、普段通りの生活ができているだけではなまるです!!
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