ちょっとした幸せ ㊽MOF国家最優秀職人
MOFとは、国家最優秀職人のタイトル(Meilleur ouvrier de France)のことを言います。
該当分野のフランスにおける最優秀の継承者として高度な技術を持つ職人に授与される賞です。
食文化の他、ジュエリー、工芸品など数多くの部門があり、
腕に覚えのある職人たちが挑戦します。
取得時には、大統領官邸であるエリゼ宮にてMOFのメダルが与えられ
青白赤、フランス国旗のトリコロールの襟をつけることが認められます。
友人のアンティーク研究家、石澤季里さんの著書。
「フランス手仕事、名品の物語」にも興味深いMOF保持者他、
職人達のストーリが紹介されていますので、
ご興味のある方は是非!
そういえば、
このページの扇職人のアンヌさん、
季里さんが講演を行い、
アンヌさんが招聘された回の阪急うめだフランスフェア会期後
奈良を案内したのを思い出しました。
当時、アトリエが継続困難になっているとのことで、
奈良の神社で真剣に手を合わせていました。
アトリエと彼女のその後はどうなったのかな。
また渡仏が叶うようになったら、在住時に行かなかった
パリ3区にある、パリ工芸博物館(Musée des arts et métiers)
を訪れてみようと思っています。
リゴロさんにも久しぶりに会ってみたくなりました。(笑)