映画『天気の子』をみて学んだこと2つ。
※本noteは作品の解説やネタバレをする内容ではありません。『天気の子』を見て得た気づきについてのnoteになります。
作品に対して思うところはいくつかありましたが、本noteでは自分の感情を横に置いておいて、『天気の子』から得た2つの気づきをご紹介します。
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働くとはありがとうを稼ぐこと
予告通りヒロインの陽菜は祈ることで雨を晴れにする晴れ女。その能力を使ってお金を稼ぎます。花火大会の日を晴れにして欲しいといった願いを叶えてお金をもらうのです。その金額は請求額ピッタリだったり、多目だったり、気持ちだったり。もらえるお金の多い少ないに関わらず、陽菜は自分のできることにやりがいを感じていきます。人びとが喜ぶ姿を見て、自分の価値を実感していくのです。
人からお金をいただくということは、人からありがとうと言ってもらえることをすること。
お金を稼ぐために必死に東奔西走する子どもたちの姿をみてお金を稼ぐことの本質を改めて考えさせられました。
人生はなんとかなる。ワガママに生きたもん勝ち。
『天気の子』の作品内容は、
使用されている主題歌の歌詞を見ていただければなんとなく伝わります。というか伝えたいこと全てが歌になっていると言っても過言ではないぐらい。
RADWIMPSの『愛にできることはまだあるかい』と『大丈夫』をぜひ聞いていただきたい。
『天気の子』は少年少女にとって過酷な選択をさせる場面が多々登場します。けれども人生は、生きてさえいればなんとかなるのです。そして自分のしたいことを、ワガママを通しても、世界にとっては大したことないのです。だから自分を犠牲にすることなんてないよ、そう伝えている気がします。
わたしたちは目の前の出来事や、たかだか100年ほど昔のことしか認識できません。でも地球の歴史は46億年。織田信長が活躍していた時代なんて約400年も昔のこと。自分にとっては悲劇的で絶望的で一大事に見えることも、地球の歴史からすれば全然大したことなんてなかったりするのです。
だからこそ、自分の大切にしたいこと、自分のやりたいことをしなよ、大丈夫だからと。
主題歌のひとつ『グランドエスケープ』にあるように、
僕らの恋が言う 声が言う「行け」と言う
のです。
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と、真面目な観点から語ってみました。
おそらくこれだけでは全く心惹かれないと思いますので、『天気の子』はどんな方にオススメなのかまとめます。
・美しい映像を見たい方
・RADWIMPSが好きな方
・『君の名は』が好きな方
・ショタが好きな方
・ショタが好きな方
嘘はついていません。真実です。
興味わきました?
さて、わたしは新海誠監督作品を見直そうかな。
よい映画ライフを!
牧 真姫子🍙エッセイスト(@makicome1986)