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教育あれこれ

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教育について、思うことを徒然に書いた記事を集めています。
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2024年3月の記事一覧

『揃わない前提の授業とクラス』を読む

#note100本ノック Day 91 友人から薦められ、 オーダーしていた本が届いた。 ネットワーク編集委員会編(2024)『揃わない前提の授業とクラス』.学事出版 ちょっと読み始めたんだけど…。 わたしは「子どもたちに、揃えることをわりと強いないタイプ」と自覚しているが、そもそも自分自身、揃えることが苦手な教員なのである。 この本、 そんなわたしにヒットする視点がいっぱい載ってるのでは…? 「揃わない」ということが出版に値するくらい価値ある概念ってこと。 斬新

書き手として

#note100本ノック Day 93 最近、 よく思い出すことばがある。 大学院で学術論文を書いていたころ、論文のデータ分析がうまくいかずに悩んでいたわたしへの、先生からの厳しいことばだ。 そう、わかっているつもりだった。 でも、わかっていなかったのだ。 書くことが「自分ごと」になっていなかった。 どこかで逃げていた。 先生たちは、たしかに親身になって 相談に乗ってくれる。 でも…書くのは先生じゃない。 そう、強く思ったことを 昨日のことのように思い出す。

SEE Learning 教育者向けワークショップ

#note100本ノック Day 88 先週末、慶應義塾大学日吉キャンパスにて開催されたSEE Learning 教育者向けワークショップに参加。 日々の生活のなかで筋トレをするように、感情のコントロールもトレーニングするべきではないか?と問われ、確かに!と全力で肯く。 自分の感情がコントロールできないがために、パフォーマンスが落ちることってあるよね。 日本ではSELになじみがある方が多いかと思うが、SEEはSEL 2.0とも称されており、注意と気づきのトレーニングや

ドリルと日記

#note100本ノック Day 76 小学生の頃、毎日日記を書いていた。 自由に取り組む家庭学習は、「自分のやりたいことをなんでも」やってよい。なので毎日日記を書いて、週に一度、先生に提出していた。 先生、あのね わたしは担任の先生に伝えるために、自分の日常から楽しいことを切り取っていた。先生からのお返事も楽しみにしていた。 漢字ドリルや計算ドリルの宿題は全く楽しくなかったけれど、日記を書くのはとても楽しくて、ちっとも苦ではなかった。 あるとき でもあるとき、

大根✖️英語レポート

#note100本ノック Day 74 今日、生まれて初めて 自分で育てた大根を収穫した。 お味噌汁に入れたけど、 柔らかくて美味しかったな〜 レポート課題 今年度の学生の英語レポート、 農学系の学生への選択肢はこれらだったんだけど。 来年度の後期に、 って、入れようかな。 いつも、学生に本気で相談してる笑 彼らが相手意識を持って書いてくるレポート、 読んでて楽しいのです。