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人に好かれようとするほど嫌われる理由
好かれたいのに嫌われる理由・1
「人に好かれようとしている人ほど、実はあまり好かれない」
ということを知っていますか?
特に人と会話をするというコミュニケーションをとっているときに、その傾向は見受けられるように感じています。
目の前と会話をしている際、
「次になんて返そう……」
「こんなこと言ったら嫌われるかも……」
こんなことを頭の中でグルグル考えている人は要注意です。
実はその状況は相手の話す内容が半分も理解できていません。
なぜかというと、人の話を聞くべき時に、頭では“自分のこと”を考えているから。
脳のキャパシティの大半を「自分のこと」に使ってしまっているので、話の内容が入ってこないのです。
好かれたいのに嫌われる理由・2
人と会話をしているときに、
「こんなことを言ったら相手になんて思われるんだろう……」
そう思うあまり、波風を立てないような言い方ばかりをしている人はいませんか?
言いたいことをオブラートに包んでしまうと、何が言いたいのか相手にストレートに伝わりません。そして、相手からは“何が言いたいのかよくわからない人”として認定されてしますます。
そして、もっと最悪なのは、いい人に見られたくて本音をオブラードに包んでも、その本音は相手に透けて見えているのが多いもの。
それは相手に対して自分から壁を作っていることと同じことです。
作られた壁を自分で壊してまで相手を仲良くなりたい人なんて、そうそういません。
好かれたいと思ってやった行為そのものが、「好かれること」と逆効果なのだと早く気付いて欲しいのです。
私がなぜデヴィ夫人や細木さんに選ばれたのか?
私は出版プロデュースをしていて、担当している著者は、デヴィ夫人、六星占術の細木さんなど、いわゆる一緒にお仕事をするとちょっと怖そう……と思ってしまうような方たちが多いことが特徴です。(実際は怖くはないですよ、仕事の合格点に関しては厳しいですがw)
フリーで編集やライターをしている方から、
「西村さんはなぜ、そのような方たちから選ばれているのですか?」と聞かれることがよくあります。
あまり自分では意識していなかったのですが、理由の一つには
「自分の意見をはっきりと伝えている」ことがあると思っています。
もちろん言い方には気を付けていますが、私はデヴィ夫人や細木さんにも仕事で感じたことは、ストレートに伝えています。その様子を見ていた出版社の社員の方から
「そんなことまで言うんですねっ」と驚かれてしまったことも。
「はい」「わかりました」と、著者の言うことだけを聞いていれば波風は立ちません。
ですが、良いものを作ろうとすればするほど、必ずといってお互いの意見がぶつかります。そこでイエスマンになったら編集者としては終わりです。
そりゃあ、はじめは勇気がいりましたが、ちゃんと意見を伝えて受け入れてもらうことができました。
相手を信頼することが大事
「これを言ったら相手に嫌われる」と思い言いたいことを言えない人は、相手のことを信頼していないとも言えます。
自分の意見で相手が「起こる」「傷つく」と見くびっているのです。
でも、意見を言われたからといってそんな反応をしないことの方が大半です。
自分の意見を伝えることに不安がある人は、まずは身近な人から本音で伝えてみてはどうでしょうか。
「こんな事を言ったら嫌われるかも……」なんて言う考えは一度置いておき、素直な気持ちを伝えてみましょう。
そうすると人とのコミュニケーションは確実に良い方向に進むと私は信じています。
では、また明日お会いしましょう。
西村真紀