見てるから、みえるってわけじゃないよね
「見てる」と「みえる」は違う。
と何度も感じた旅行。
極めつけの2つ。
旅行からの帰りの飛行機にて。
窓際に夫と娘。
通路側に私。
ふと外を見ると
虹!
空の上から虹を見たのは初めて。
興奮を抑えきれないし
早く撮りたい。
「虹だよ、虹ー!写真撮ってー」
と言っても
「え、どこどこ?」
と気づいてくれない。
なぜ?!
同じ小さな窓からの視界のはずなのに。
どうしてきづいてくれないんだ。
はやくーはやくーってソワソワしながら
同じ景色を見てる=同じ景色がみえる
わけじゃないってこと。
私にとって写真は大切だけど
夫にとってはそれほどだもの。
砂浜での出来事。
夫にとって生き物は大切だけど
私にとってはそれほど。
だから彼は
ちーーさな生き物一つ見逃さない。
私はスルー。華麗にスルー。
自分の大切は
何も意識しなくても飛び込んでくるけれど
それほどのものは
目を凝らしても、全然見えない。
見てるはずなのにみえてない。
同じものを見てても
同じものはみえてない。
大切にしてるものが
みえやすいってことかな。
早く撮ってー!いそげー!!
と彼を急かした先に学んだこと。