夫婦喧嘩から生まれた『黒玉ちゃん物語』
先週1週間、しょーもないイザコザをきっかけに起きた夫婦喧嘩(全4話)。因みに現時点でも解決はしておらず、週末まで様子見を貫いているわたくし。フツーに対応してるから、悲しみや怒りをまだ抱えていることすら彼は知らないでしょう。
そんな中、ひとつ制作物があるのでご紹介。
タイトル『ブラックボール(黒玉ちゃん)物語』。ではどうぞ!
39サンキューのお誕生日。まえまきさんは旦那さんに怒られてしまいます。
でもその原因がわからない彼女。彼と話をすると、ムクムクと色んな感情が湧き出てきて生まれたのが、どす黒い感情体のブラックボール。わたくし黒玉ちゃんの誕生です!話をして10分後には発生する、超スピード感のある生き物。
あなたの中にもきっといるはず。
実は黒玉ちゃん、頻繁に発生してます。
とはいえ辿る道はさまざま。運命の分かれ道はどこにあるのでしょう?そして、今回経験した初めての道とは?
ひとりで解決道
一番多く経験してきた道、『ひとりで解決道』です。まえまきさんは書くことが好きです。書いて、整理して、感情を分類して、黒玉ちゃんを成仏してくれます。
小さくなって透明になって、どこかに帰っていきます。黒玉ちゃんも好きな道です。
たまに手を抜いて、寝て食べて3大欲求で解決しようとするまえまきさん。黒玉ちゃんは大人しく横にいます。元気になると、また書いて成仏の道へ送ってくれるからです。
若かりし頃の彼女は、「放置」という策もとっていました。そうすると黒玉ちゃん元気になりすぎちゃうのです。押しつぶされて何度も死にそうなめにあい、今は発生したら放置しません。まえまきさん、成長しましたね。
直接相手に伝え道
次は『直接相手に伝える道』です。ここ数年一番多いかな。黒玉ちゃん誕生の原因がたいてい旦那さんとの喧嘩にあるため、相手というのは旦那さんが95%ですね。
黒玉ちゃんとしては、ハラハラどきどきの道です。
なぜかって?
まえまきさんが時間を置いて冷静になったり寝てくれたりすると、「共有する」形で旦那さんに手渡されます。ですが湯沸かし器並に沸騰する彼女。黒玉ちゃん誕生後、すぐに彼にぶん投げる可能性が高いのです。実績としては、投げつけの方が多いですね。
まえまきさんの攻撃力はなかなかですので、黒玉ちゃんも巨大化したり、異型化したりして破壊力のある武器に変換されてしまうのです。黒玉ちゃん、かなしみ。
彼女も自覚があるので「共有したい気持ち」はあるんですが、彼の態度が暖簾に腕押しだったり攻撃が返ってくると、もう・・・(省略)。
誰かに聞いてもらう道
あまり進まない『特定の誰かに聞いてもらう道』。まえまきさん、攻撃力を自覚していることと、自身が聞き役になることも多いので、誰かに聞いてもらうのには慎重です。
すでに黒玉ちゃんがおさまって安定しているか、黒玉ちゃんをお皿にのっけて相手に渡せるかなどのタイミングや自身の状態。はたまた、相手がどんなタイプの方か、バリアをはれる方などかもも見ています。たいていお金で解決しがちな彼女は、お金を介してプロに依頼することも。最近誰かに聞いてもらう道は少ないですね。
今回、初体験の道
そして今回、わたくし黒玉ちゃんは初めての経験をしました。
『SNSへのバラマキ道』です。不安でしかありません、だって見ず知らずの人たちがいるんですもの。しかも、時間を置けてない攻撃力全開の状態です。
まえまきさん、旦那さんが多忙で直接伝える道を歩めなさそうと悟ったのでしょう。自分で解決道でも難しそうと。
そこで良いアイデアを思いつきました!
Twitterやnoteに書き殴ろう。
人目を気にしやすい彼女。しかも本名ですし顔出しもしています。ついでに結構夫婦円満なアピールもしているどころか、生業としている相談業ではパートナーシップのことをよく相談されています。
まえまきさん、どうするのでしょうか。黒玉ちゃんは結構大きくなり変形してきてますよ。
おっとー!
書くことを決意するやいなや吐き出す!
黒玉ちゃん初めての道のりです。
わぁ、いつもより多くの人が閲覧してくれてます。心配してくれたり、コメントをくれたりする方も。シメシメといった方もいますね。それがSNSの世界なんでしょうね。カオスです。黒玉ちゃんより破壊力をもったお仲間が猛威を振るい、Twitterの世界では太刀打ちできそうにありません。
あっ、まえまきさんが心配しています。
SNSの世界に飛び散ると、思いもよらない人に付着したり攻撃性をもったりして、彼女のコントロールが効きません。黒玉ちゃんの威力が強まり、無法地帯を楽しめてしまうのです。
シメシメと思ってくれる人はいいんです。黒玉ちゃんを栄養価としてくれますから。でも彼女の周囲は心配してくれたり、悩んだり、考えてくれる人が多いのです。
吐き出してすっきりとした彼女は、大きな気づきを得たようです。
「SNSへのバラマキはやめておこう」
おお、ありがたい。
しかし、黒玉ちゃんも何処にいきどうなるのでしょうか、わかりません。あーれー。
彼女がバラマキをやめようと決意したわけ。
それは、わたくし黒玉の存在に気づき、行末を案じたからなのです。
おしまい。