直感を信じられなかった休日
4歳娘っ子の最近の口癖の一つ。
「うらやましい」
早くお迎えに来てくれる子が羨ましい。
大きな家に住んでる子が羨ましい。
次から次へと出てくる羨ましい。
すまぬよ。
昨日、夏祭りで友達のはいていたキラキラのシューズに心を奪われて、
また羨ましいが出た。
今日、そのシューズを買いに行こうといったらいつになくはしゃいでいた娘。バスに乗った姿からも嬉しさが伝わってくる。
「ドキドキしちゃうよ、ワクワクもする~」
満面の笑みで楽しみにして話かけてくる彼女。
結果的にお目当てのシューズがなかった。
ここならあるかも!と調べて行った場所だったのだけど、なくて表情も顔もうつむく・・・。行きのワクワク200%の笑顔を見ていたからこそ、胸が痛い。
*
バスに乗る直前。
予定のバスではない系統のバスが止まった。
普段乗らないバス。
行き先的にも、ショッピングモールや百貨店もない。
だけど気になったのだ。
これ、乗った方がいいんじゃないかと。
直感はGOだった。
だけど乗れなかった。
普段乗らないバスだったのと、思考してもその先にお店はなくて。
いくつかお店を見ても、お目当てのモノがない中、改めてネットで見てみる。そしたら・・・GOして乗れなかったバスの行き先にあったのだ。
靴屋が。
普段だったら絶対いかないような靴屋。
もしかしたら行ってもなかったかもしれない。
あってもサイズがあうかどうかもわからない。
でも、あの直感は・・と思ってしまった。
娘にとってはサイズとかどうでもよくて、今日欲しかったのだ。あったかもしれないのに。
思考より直感。
自分の頭の中のちっぽけな思考より、どこからやってくるか分からない壮大な直感の方があってるのに。
何度も何度も経験したはずなのに、飛び込めなかった今日。
「ネットでもいいよ!」
とは言っていたけれど、もう少し待ってみよう。
平日は履いていけない靴だし、靴屋さん行ってみようかな。