優しい一言をもらいたくて【夫婦・ブツクサ案件】
「パパはごめんねやありがとうって言えないから、娘ちゃんから言って仲直りしておいで」
仲良し父子が喧嘩?をして、パパはイヤだという娘に諭そうとした時。
「その一言必要?」という夫からの指摘で、呼吸をするかのごとく嫌味がこぼれている自分にハッとした。
「たしかに、いらなかったねごめん。イライラが溜まってたわ」と、また不必要な一言を添えて返事をした。
すまぬーーー!!
次から次へと悪意まみれの言葉が出てくる。
そう、私は夫に対してイライラが溜まりまくっているのだ(笑)夫の実家に帰った1週間の苛立ちは直近の話だが、実際は一週間の話ではない。夏から半年分溜まっている。
夏に夫から言われた言葉を境に、彼と向き合うことを辞めた。向き合うこと、対話することが大事だと信じていたが、こだわる必要はないかもなと変えてみることにした。定期的に書いて消化し、昇華させていた夫との話題も書かなくなった。
書けば消化はされるが、記憶に固定化されていたり、再度見た時に思い出すと悲しい気持ちが蘇って辛いから。自分の視点だけになってるから、信ぴょう性もないしね。自分の発散のためには間違いなく良かったけれど。
実際書かなくなってからも嫌な思いは何度もあったが、見ないふりをしたり、“相手は自分の鏡・お互い様”を合言葉に、夫に対しての怒りは抑えた。抑えてる時点で怒りがあったんだよね(苦笑)
うまくできていると思ったけれど、無意識に嫌味を言うくらいに溜まっていたし、その後、また夫にとあることを指摘された時「分かった?分かったら、ハイ分かりましたって言って」と言われた瞬間、湯沸かし器沸騰プシューー。
彼はよく私に「上から目線で言われるのがツライ」とこぼすが、毎度そのままそっくりお返ししたい言葉だ。書き出すと、次から次へと苛立った事例を思い出してくるなぁ。
夫と私は大切にしている価値観が違うし、見てる観点が違う。
彼はこれまでぶつかるのが嫌で、色んなことを飲み込んできたようだが、「今年1年間は全部言っていく!!」と息巻いていた。
私は耐えられるだろうか。
売り言葉はすぐ買っちゃいがちだけど、引き続き「私はピュアな気持ちでできることをやる」方針で進めていきたい。
そうそう大事なことを忘れていた。相手に見返りを求めないと思いながら、現実は見返りを求めてるから辛くなるんだってことを痛感したこと。
例えば、義実家への1週間の帰省。
1週間でもOKと決めたのは私。その背景には、数年前「4泊5日が限界だよ」と言ったら「もう俺は5日間以上実家に帰ることはできないのかーーー」と泣き言を言われたから。1人で1週間でも1ヶ月でも帰れよと思いつつ、全然帰省しなかった人間が帰省したいと思うようになったのは良い変化だなと。私に余裕ができたらしようと今回1週間帰った。
誰もお義母さんの家事を手伝わない一家。今回は体調の悪い義母の代わりに、私がしていたけれど、夫からは何の一言もなかった。
一言でいいから「おつかれさま」とか「ありがとう」を望んでたんだ。
一週間の帰省にも何ら触れられなかった。きっと途中「疲れてたから、一人でゆっくり過ごしていいよ」と一度言ってくれた、それが思いやりなのだろう(たぶん)。
京都に帰ってからすぐ彼のお誕生日。
準備していたプレゼントを渡そうと「じゃっじゃじゃーーん」っとテンション高く渡そうとすると「は?今?」ってボソッと言われ(タイミングが悪かったのね)、差し出しても受け取ってもらえなかったこと。渋々押し付けたよね。因みに、私の誕生日にはプレゼントなしこだ。
帰省も、お手伝いも、プレゼントも、美味しいご飯にしたい思いも、できるだけ夜中起きてしまう娘とは私が一緒に寝るようにすることも、私がそうしたいと思ってしていることなのに、完全に見返りを求めていた。
認めます!!
でもやっぱり一言、ありがとうとかごめんねとか、お疲れ様とか、美味しいよが欲しかったんだよね。
悲しいがな、優しい一言が欲しいという見返りを求めてるんだから、素直に言っちゃおう。“一言が欲しかった“”ってね。
じゃないと、「パパは、ごめんねやありがとうって言えないから〜〜」とか出ちゃうんだ。
「ママは嫌味しか出てこないから~」になっちゃうよ。トホホ。
一週間頑張って帰って過ごしたんだよ!
あなたに喜んで欲しかったんだよ!!
お義母さんや他家族からの優しい言葉じゃなくて、あなたの言葉が欲しかったんだ!!!
ですな。
今年の合言葉、ゆらふわワーープ。
今のこと板についてない(笑)