お盆の人間観察
祖母の初盆が一息。
といっても私は何かをするわけでもなく、実家に帰り、お茶を出して、懐かしい方々とおしゃべりをして、人間観察をするだけ。
初盆を迎えるまでに準備していた両親、おもに母の苦労を考えるとゾッとするが、良い人間関係を築いているんだろうなというのが伺えるお盆となった。
おまいり一つなのになんて面白い人間観察。
家に入ってから出るまで数分から数十分。50~60人。
入って何に興味を持たれるのか、どんな話題で話すのか。お客様も両親の姿も興味深くてついつい見入ってしまう。
自分の話を永遠にする人。
細かいルールや飾り付けに気づく人。
祖父母の懐かしい話題で盛り上げてくれる人。
声にハリのある人、ひざや腰が悪い人。
祖母は95歳の大往生ということもあり、同世代できてくれる方はほぼいない。祖父も同じく95歳。みな、一世代二世代若い。
母世代の人たちは、孫の学力の心配をしていて笑った。
あと驚いたのは皆マスクをしている!!
そうか、まだ他人の家に行く時は、マスクをする土地柄なんだなと。
ぼんやり眺める人間観察のいとをかしこと。
他人様の人間観察は客観的にできても、家族をはじめ親戚は、距離感が近いので、考えることもあったりして。
いつも現実は100点で、必要なことを教えてくれる。