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「他者を批判することはダメ!」という無限ループの矛盾

今年は本運?!がいいと思い込んですごし早半年。何となく手に取る本は、今必要なことを伝えてくれている。

久しぶりにぷらっと図書館へ。何冊かを手にしたうちの一冊が、さとうみつろうさん著『笑えるスピリチュアル』。見えない世界をロジカルかつ軽口なリズムで伝えてくれる方。


だいぶ読み込まれてる感あり

数ページで1話完結。身近な話題からスピリチュアルへの気づきが18話紹介されている。パラパラとめくりながら、一番気になったことをメモしておこう。


『“批判する人”を批判する、批判しない人』の矛盾だ!

 

自分事として読んだよね。

自分や他者を知り深めたり、内省を進めていったりするとぶつかる「他人を批判することってダメだよね」論。


自分は中庸(フラット)な考えであると、

何かを批判している他人や
自分と違う意見を批判している他人を見て

「あぁ、なんで批判してるんだろうね。批判する行為ってダメなのに。批判するなんて、まぁ」と、なぜか上から他者を「批判する」のはおかしいと唱える。

ようは「批判しているその人」を「批判している」のだから、結局同類なんだけど。


「批判したらダメ」という言葉自体が成り立たず、矛盾する。批判はしちゃダメの無限ループに陥る。


これ、正直あるあるだわー!
学んだり悟ったり、中庸っぽい自分は正しいと思うと発生する事案。

特に私自身「正しい」の正義を振り回しがちだし、内省もするし、悟ろうとする方向性に行こうとするから、なおさら。


「他人を批判してはダメ」という言葉自体が矛盾してるからこそ、「他人を批判してはダメ」という言葉に違和感さえ覚えたなら、今回はそれでOKだよ~!ってお話だったので、心に留めて置くためにメモメモ。


うん、さとうみつろうさん事例を踏まえてすごく面白く書かれていたな。
オモシロさって、心に入ってきやすい。

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