舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」にたどりつくまでの話し
こんにちは。MAKIです。
本日は、記事のタイトルにもあるように、私がハリーポッターと呪いの子を見にいくまでの私の話しを書きました。
こちらが舞台の感想です。
感想と言っても、アクセスパフォーマンスの話がメインになってしまい、舞台を見ての個人的な感想をあまり書けていませんでした。
そんなこともあって、別記事になってしまいましたが、今回は感想も混ぜながら書いています。
上の記事もあるので、順番がぐちゃぐちゃしていますが、この記事も上の記事と合わせて読んでいただけると嬉しいです。
この記事はかなり長くなっていますので、気になる部分だけ読んでいただいてもオッケーです。
目次から読みたいところまでジャンプできます。
注意!
※この記事にはネタバレを含んでいますのでご注意ください。
まずは小説と映画から
読書が苦手だった私は、ロンドンに来てからハリーポッターシリーズをおすすめされ、映画を見てみることにしました。
1作目の映画を観た後
「面白かった、自分にも楽しめるストーリーがあった」と思いました。
先に映画を全部見ましたが、内容をしっかり理解したいと思い、後から小説を全部読みました。
小説を読んでいる間、本当に読むのをやめられなくて、自分が読書の世界に入り込んでいった感覚がわかりました。
小説を全部読み終わった後は
「あー面白かった」と、すごく満足していました。
そしてそして〜
呪いの子は何回も読んだ
ある日「ハリーポッターと呪いの子」を見つけました。
これは舞台の脚本です。
この時に初めて、ハリーポッターの舞台があることを知りました。
せっかくなので読んでみたら、ハリーポッターシリーズの7作目「死の秘宝」から19年後のストーリーがとても面白かったです。
行きたいなぁ
呪いの子をテキストで読んでから、舞台を見に行きたいとずっと思っていました。
しかしどうしてかな。
ちょっと緊張して、親に「みに行きたい」というまで少し時間がかかりました。笑
今まで自分から
「○○に行きたい」ということがあまりなかったからかな。
そう、これが私が初めて自分からみに行きたいと思った作品なんです。
「アイス買ってほしい」とからなら簡単に言えたけど、
心の底から本当に本当に行きたいところを言うとなると、少し緊張してしまいましたね。笑
行きたい!
さて、今度ははっきり「行きたい」と言いました。
呪いの子を見に行きたいと伝えるきっかけになったのは、ある時家族で別のミュージカルの上演時間について話していた時。
「ハリーポッターの舞台は大体4時間らしいよ」
「今度見に行きたいな」と言ったら。
快く「いいよ〜」と言ってくれました。
オーディオディスクリプションの話から呪いの子へ
私自身視覚障害があります。
重度の弱視なので、舞台の様子などはほとんどわかりません。
ある時、ミュージカルにオーディオディスクリプションがあることを教えていただきました。
もしかしたら呪いの子にもオーディオディスクリプションあるかもと思い、調べてみました。
最初に調べた時は、まだ準備中とのことでした。
オーディオディスクリプションを使えるようになったら絶対見にいくぞ!と決めて、その日から時々ウェブサイトをチェックしていました。
衝撃と嬉しさ
ある日、オーディオディスクリプションなどのアクセスパフォーマンスのサイトを覗いてみると、オーディオディスクリプションと書かれた下に。
なんと日付が書いてあるではないか‼️
オーディオディスクリプションの準備ができたようです。
日付を目にした時は、衝撃と嬉しさでいっぱいでした。
チケット購入からの山登り
この舞台は絶対に観にいくと決めていたので、オーディオディスクリプションがある日に、オーディオディスクリプションを使って舞台を見れるチケットを取ってもらいました。
さて、ここから私の山登りが始まりました。
山のてっぺんにたどり着いた時
約半年間の山登りを終えてここにたどり着いた時は、めちゃくちゃ嬉しかったです。
長い間待ってここにたどり着いた時、山のてっぺんまでこれたような気持ちだったので「山登り」と言う表現を使いました。
タッチツアーの感想
オーディオディスクリプションを使って舞台を見る時は、作品によってはタッチツアーに参加できます。
視覚障害者向けに、舞台のセットや小道具を触らせてもらえるこのツアーは、私に取ってとても興味深いものでした。
私は台本を読んでから行ったので、舞台で電話ボックスが使われていることは知っていましたが、実際に触らせてもらうと、
「なるほどなるほど、こんな感じかぁ」とイメージが深まりました。
他にも触ったものはありますが、台本を読んでから行ったことで、セットなどを触りながら、
「あ!これはあのシーンで使われてるやつか」など、色々わかって楽しかったです。
タッチツアーは11時半からで、part1は14時からだったので、時間になるまで、昼ごはんを食べるなどして、時間を潰していました。
舞台を見ての感想〜
大変お待たせしました。
今から舞台を見ての感想に入ります。
ここからはネタバレが多く含まれます。
始まる前のアナウンスから面白い
始まる前のアナウンス、
「そろそろスマホをしまってください」のようなことを言った後、
「I mean now」と言っていました。
ちなみに始まる少し前に、オーディオディスクリプションで、衣装などの説明がありました。
Part1
Part1がスタート!
これと同時にオーディオディスクリプションも始まりました。
舞台がスタートした瞬間、すごくワクワクしました。
やっとここまで来れたと言う気持ちでいっぱいでした。
音楽など台本では感じられないものを舞台で感じて、すごく楽しかったです。
Part1で一番印象に残っているのは、アルバス、スコーピウス、デルフィーが、ハリー、ロン、ハーマイオニーに返信して魔法省に入るシーン。
あのシーンは本当に面白かったです。
会場中大笑いでした。
ハリーとドラコがやり合うシーンも良かったなぁ。
本当に目の前で魔法が使われていてかっこよかったです。
Part1とPart2の間
16時半くらいにpart1が終わり、19時からpart2が始まるので、それまで劇場の近くのお店でバブルティー飲んでました。笑
Part2
Part2が始まる前のアナウンスも面白くて笑ってしまいました。
Part2も色々と印象に残っています。
中でも一番印象に残っているのは、最後の方のインセンディオのシーン。
まさか熱風が飛んでくるとは思わなくて、本当にびっくりしました。
あのシーンでは、視覚だけでなく体で魔法を感じることができたので、すごく印象に残っています。
ヴォルデモートが客席に降りてくるシーン、私は端っこの席だったので見えなかったです。
その直後のシーンでは泣きそうになりました。
ちなみに私が一番好きなキャラはスコーピウスです。
ちょっと残念
この舞台すごく楽しかったのですが、ちょっと残念だったのは、どうしても見えなくてよくわからなかったところです。
Part1で、ハリーがどんな感じで電話ボックスの中に消えていってるのかなぁなど気になりました。
Part2で壁に文字が映し出されている時も気づ来ませんでした。
後で母が教えてくれました。
壁に文字が書かれているのは見えなかったものの、その時に何か起こってるなぁとは感じました。
舞台の照明にブルーライトがいつくか出てきてて、なんだろうと思ったけど、多分それで文字を移してたのかな。
場面転換もどんな感じだったのか気になりましたね。
大満足
Part2が終わったのは21時半過ぎでした。
タッチツアーもあり午前中から1日中パレスシアターにいたので、すごく贅沢した気分です。
家に帰ったら22時すぎました。
見に行きたかった舞台をオーディオディスクリプションを使ってみることができて、本当に嬉しかったです。
まとめ
今回は、舞台「ハリーポッターと呪いの子」にたどりつくまでの私のストーリー、後半では舞台を見ての自分の感想を紹介しました。
すごーく長くなってしまいましたがいかがでしたか?
最後までお読みくださりありがとうございました。