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宮島ラブ過ぎてレポートが6,000文字を超えた(※筆者は広島人)

今年1月に行った後、「また宮島に行きたい!」と言い続けて、半年以上。(なお、私は生まれも育ちも広島市の地元民)

「今週、宮島に行きます」と宣言noteを書いたのが11月18日・月曜日のこと。


行ってきました!!!!


行ったのは、11月22日・金曜日。
中学生の息子ズは中間テスト、そして2人とも部活で遅くなる日。小4の娘は合唱コンクールの練習が放課後にあるため、遅くなる日。そして次の日は休み。ここしかねえ!!!

きりの良いところまで仕事をすすめ、金曜日はフリーな日になるよう調整。天気も良好!準備は整った。


さて、私はいつも宮島に行くととりあえず飲む→大願寺にお参り→飲む→山道を歩く→飲むというダラダラ満喫ルートをたどりますが、今回は夫が同行(強制連行)するので、あちこち行ってみよう!と計画しました。

今回予定したルート
フェリー乗り場→宮島表参道商店街(食べ歩き)→大願寺→大元神社→大聖院→山道を歩く→表参道商店街(おみやげ購入)→フェリー乗り場

そして、「宮島宣言」に書いた通り、今回私はいろいろとやりたいことがあります。

・きじまさんでビール&カキポンを食べる
・MOMIJI BUTTER SAND & LEMONADEさんでもずく添えカキポンを食べる
・紅しょうがにぎり天を食べる
・かきおこ(食べ歩きできるミニサイズの牡蠣入りお好み焼き)を食べる
・久保田さんでお酒を買う
・大願寺にお参りする
・大聖院にお参りする
・大元神社にお参りする

いくつできるでしょーか。いざ、出発~!
(前回行ったときの写真も混ぜてますが、まあええじゃないですか)


宮島口のフェリー乗り場

まずはここにたどり着くまでが大変。
フェリー乗り場がある宮島口まではJRで行きますが、電車の中はド平日なのにギュウギュウの超満員!ほとんどが海外からの観光客です。マジで電車の中はいろんな言語が飛び交っていて、おもしろかった。

ちなみに、広島駅→宮島口は約30分。

電車を降りてからフェリー乗り場までは歩いて5分ほど。フェリー乗り場が新しくなってからは来ていなかった夫、「めっちゃきれい!」と驚いておりました。

2023年10月の写真です

ちなみに、宮島へ渡るフェリーは「JR(右側の乗り場)」と「松大汽船(左側の乗り場)」のふたつがあります。

結論:どちらに乗ってもOK!

料金は一緒。(往復料金400円+宮島訪問税100円=500円、片道切符ももちろんあります)
違うのは運航時刻、そして大鳥居の近くに行くかどうか。JRのフェリーは「大鳥居便」があって、厳島神社の大鳥居に接近してからフェリー乗り場に向かいます。絶好のシャッターチャンスです。

なので、特にこだわりがなければ「来たヤツに乗る」で良いと思います。切符売り場にそれぞれ次の出発時刻が表示されるので、「じゃあこっちに乗ろう」という感じで。私たちは松大へ。

1月の写真です

船に揺られてどんぶらこと約10分。宮島に到着!

旅行・紅葉のシーズン、そして修学旅行シーズンということで人だらけ。人まみれ。私が宮島ぶらり旅をした中で、今回が一番人が多いと感じました……

2023年10月の写真です

フェリー乗り場を出ると、すぐのところに宮島唯一のコンビニ・ローソンがあります。自販機もありますが、お茶とか買っときたい人はここで。

10時過ぎに到着したので、お店はほとんどオープンしています。まずは腹ごしらえ!宮島でもっとも人通り&お店が多い、表参道商店街を通りました。

牡蠣や穴子が食べられない夫(なのに強制連行されたのかわいそう)、広島牛入りのコロッケを発見して注文。

あなご飯のライスコロッケか、広島牛コロッケ。前回来たときにはなかったお店だったと思います。揚げたてアツアツ、おいしかった。受け取り口にソースが置いてあるので、自分でかけるスタイルでした。かけなくても十分おいしい!

続いて、商店街の最後にある「きじま」さんへ。

ここでは焼き牡蠣とあなごちくわの販売があります。その他もみじまんじゅう、キーホルダーなどのおみやげも。「学割」の文字があって、修学旅行生たちがもみじまんじゅうを買う行列ができていました。
私は宮島に行ったら、まずココ。

2024年1月の写真です

レモポン」味の焼き牡蠣とたこちくわ、生ビールをゲット!

焼き牡蠣はガーリックバター、レモスコ(レモンタバスコ)、トマトチーズ、かきラー油などなどバリエーション豊富。1皿2つです。

あなごちくわはたこ・鯛・チーズがあったかな。刻んだたこが入っていておいしかった!幸せ~!!

素晴らしいビジュアルです

ちなみに、ここで商店街は終わり。食べ歩きができるお店はこの先にもたくさんありますが、食べ物は持ち歩かずいったんここで食べ終わっておいたほうがいいです。この先食べ物を持っているとシカが寄ってきて、どつかれます。

以前はシカせんべいも売っていましたが、今はナシ。テーブル席で食事していた海外のグループがシカに取り囲まれていて大変そうでした。

商店街を抜けると、厳島神社の大鳥居が見えてきます。この日は11月22日、いい夫婦の日。夫が「昔と同じアングルで写真撮ろう」と言ってくれました。16年前、付き合ってすぐのデートで来た宮島。同じように、鳥居をバックにして撮影しました。ラブ。

干潮なら鳥居のところまで行けます

この先、世界遺産・厳島神社への入り口があります。ここは3人の女神様が祀られているので、カップルで行くと女神様たちが嫉妬してうまくいかなくなる……なーんて噂もありましたが、気にせず行って大丈夫!私も何度も行きました。

観光客&七五三詣りもあって、入り口は大行列!というワケで今回は立ち寄らず。着物の子どもたち、めちゃくちゃかわいかった。。。

次は大願寺へ!

江戸時代の山門

厳島神社の出口からすぐのところにあるお寺です。

本堂には弁財天様、護摩堂には5メートル近い不動明王様がいらっしゃいます。弁財天様は秘仏として1年に1回しか拝めないので、御開帳される6月にはぜひ行きたいな~と思っています。

本堂です

写真右の池には龍神様がいらっしゃいますので、こちらもぜひお参りを。

ここに来たら必ずおみくじをば。100円と200円のものがあって、200円のほうは七福神の金キラ人形が入っています。

開け方へたくそ、大黒天様でした

良運です
思う事を一気に進めなさい
何事も成功します

マジですか!?がんばります。ウオオオオオオ


ホクホク気分で次に向かったのは、お好み焼き屋さん。

マツコ・デラックスさんが番組ロケで来店した「まとちゃん」へ。ちょっと分かりづらいかもしれませんが、大願寺を出てから右へ出て、北大路魯山人美術館のほうへ行く途中の小道を左に入るとたどり着けます。

目的はテイクアウトできるお好み焼き「あげおこ」。ただこの日は本店ではなく、少し離れた2号店の「プチまとちゃん」で販売しているようで、そちらに向かいました。

1号店からすぐ

牡蠣入りのあげおこと生ビールを、夫はそばのシンプルなあげおこを注文。休憩を兼ねて、中で座って食べました。牡蠣ウマ!

麺がパリッとしていて、牡蠣が真ん中に入っていておいしかった。お好み焼きを丸々1枚食べるのは……というときや、食べ歩き、お子さんに持たせるにもちょうど良いサイズ。

店を出て、目の前の坂道へ。けっこう傾斜があってヒィヒィ言いますが、短いので頑張ります。坂を下ると宮島水族館の目の前に出ますが、坂道を避けたい場合は右の道を行けば、海沿いをぐるりと回って水族館に行けますよ。

今回は水族館を通り過ぎ、そのまま直進。老後はカワウソを飼いたいというほどカワウソ好きな夫は後ろ髪を引かれる思いだったでしょう。(ごめんて)

右は国民宿舎みやじま杜の宿、左にアシカショーをするドームがうっすらと見えます

実は、水族館より向こうに行ったことがなかった私。人がまっっったくいなくてビックリしました。

無料休憩所も発見。知らんかった……ちゃんと入れました。イスとテーブル、水道がありました。トイレは休憩所を出てすぐのところです。

そして、こちらに来た目的は大元神社です。

国民宿舎みやじま杜の宿さんから、山道に入ってすぐのところ。宮島にたくさんの神社がある中で、最古の神社として知られるのがこちらです。

宮島では1年に一度、旧暦6月17日に神様たちのための「管絃祭」が執り行われます。船上で管楽器を奏でながら宮島周辺の神社をあちこち回るというものですが、ここ大元神社にも立ち寄られます。

シンプルな神社。周りにはシカがたくさんいるのに人はまったくいない、山の澄んだ空気に包まれていて不思議な空間でした。また来ます。

さあ、今回私は大願寺・大元神社に続きもう一か所、「大聖院」に行きたいのです。大元神社から大聖院に行く最短ルートの山道へ。この時点でけっこう歩いていましたが、さらに山道を歩きます。

けっこうな傾斜もありますが、自然にまみれるこの時間が大好き。宮島に来たーって感じがします。

そして到着したのが、宮島最古の寺院である大聖院

ここしか写真撮ってないの悔やまれる

大聖院は、真言宗御室派(しんごんしゅうおむろは)の大本山。弘法大師空海さんが開かれた宗派です。ご本尊は三鬼大権現。

【三鬼大権現(さんきだいごんげん)とは】
・時媚鬼神(じびきじん)
・追帳鬼神(ついちょうきじん)
・摩羅鬼神(まらきじん)

大聖院

よく「三鬼さん」と呼びます。この三鬼さん、本来の姿は大日如来様、不動明王様、虚空蔵菩薩様と言われています。

たくさんの仏像が安置されている大聖院は、日本三大厄除け開運大師のひとつ。厄除けだけ、開運だけ、というお寺はたくさんありますが、ここは一度の参拝で厄除けと開運のご利益が得られます。すごいんじゃー!

ではでは、大聖院お参りしたところレポです。

薬師堂
小~~さなお堂ですが、薬師如来さまの周りに十二神将がずらり。

八角万福堂
八角形の小さなお堂に、七福神がずらりと安置されています。八角形なのでお堂に入ると一斉に見つめられたような感覚になり、夫は鳥肌が立ったと言っていました。

遍照窟
「へんじょうくつ」と読みます。88体の像が安置されていて、その床には四国八十八か所の砂が埋められています。ここをお参りすると、四国のお遍路さんと同じご利益があるとか(スミマセン、夫婦そろって頭の中で『水曜どうでしょう』のお遍路映像が巡っておりました)
数百個のランタンが天井を埋め尽くす光景は必見です。

十二干支地蔵
十二支のお地蔵さまがずらり。本当にすみません、午年のお地蔵さん見て、かわいくてつい笑ってしまいました。現地でぜひ。

水掛地蔵
安産や子どもの成長、成願などのお地蔵さまたちが並びます。お水をかけられるよう、ひしゃくがあちこちに。

摩尼車
般若心境が書かれた筒状の仏具。摩尼殿からおりる階段にあります。回すと、般若心経を読んだのと同じ功徳が得られるとか。

三十三変化観音
人々の苦しみを救うため、33の姿になった観音菩薩さまが祀られています。玉垣のひとつに、知り合いの名前があってビックリ。

勅願堂
航海安全の仏・波切不動明王さまがいらっしゃいます。

観音堂
十一面観音菩薩さまが安置されています。お堂にあがってぐるっと一周しました。


人が多かったけど、あちこち回れるので混んでる!という感じではありませんでした。やっと行けてスッキリ。ありがとうございました。


フェリーと大鳥居

大聖院のあとは山道をぶらぶらしようかと思いましたが、ここまでけっこう歩いて良い時間になったのでナシに。階段をおりて、そのまま商店街のほうへ戻りました。

せっかく来たんだししっかり食べな~と夫。
行きにも立ち寄った「きじま」さんに再来店、今度はバター醤油味の牡蠣をいただきました。

ビール持ってくれてありがとう

カァ~~幸せ~~~ッ!

炭か牡蠣殻かわかりませんが、口の中がジャリることもあるけど気にしない。残ったエキスも飲み干し、レモンも皮ごと食べました。酔っ払いだから大丈夫!

もう少し進んだところでにぎり天もゲット。夫はつくね味、私は青ネギ&紅しょうが味。これがうまいんだわ!

2023年10月の写真&かじりかけでゴメンナサイ

帰り道、子どもたちのおみやげにもみじまんじゅうを購入。作っているところによって餡の味や舌ざわり、生地の硬さなどが少しずつ違うので、自分の好きなところをぜひ探してみてほしいです。

ウチは子連れで来たらいつも「紅葉堂」さん。

中で座って、ホカホカの焼きたてをゆっくりいただけます。お茶もいただける。

前、私一人で子ども3人を連れてきたとき、末っ子がトイレに行きたいと言い出して、お店の方が「お兄ちゃんいい子して食べとるし、私がみとるけん行っておいで!」と声をかけてくださった。ありがたや、そして味もおいしいのでそれからずっと紅葉堂さんです。

今回は私たちだけだったので、久しぶりに「やまだ屋」さんへ。

長男リクエストのレモン餡・抹茶餡、次男&長女のチョコレート餡やこし餡、夫は「恋の紅まんさく」というハート型のサブレを購入。外に出てサブレを開封するなり「半分持って」と言われ、真っ二つにして分けてくれました。ハート割れたけど

そして、フェリー乗り場に戻りました。

磯くせえのが好き

よく食べ、よく飲み、よく歩いた1日。楽しかった……


宮島口について電車の時間を調べたら、ちょうどやって来るところ!「トイレに行きたい」という夫でしたが、トイレを横目に小走りし、無事乗車できました。

そしたら。途中で緊急停車。。。

何事!?もしかして……?とドキドキしましたが、信号の関係だったそうで一安心。長年電車に乗ってきて、初めての経験でした。


ということで、宮島レポでした。

今回、宮島に行ってやりたかったことはコチラ。

きじまさんでビール&カキポンを食べる
・MOMIJI BUTTER SAND & LEMONADEさんでもずく添えカキポンを食べる
紅しょうがにぎり天を食べる
かきおこ(食べ歩きできるミニサイズの牡蠣入りお好み焼き)を食べる
・久保田さんでお酒を買う
大願寺にお参りする
大聖院にお参りする
大元神社にお参りする

もずく添えカキポン…お店は開いていたんですが、どうやら牡蠣メニューがなくなっていたようで、食べられませんでした。。。くぅ~残念!!!

酒屋の久保田さんには、いつも山道からおりてきた流れで行くので、すっかり忘れてしまってましたw
次、また行こうと思います!

それ以外はやりたいこと全部できたので大満足。付き合ってくれた夫、ありがとう。ガシガシ歩かせてゴメンネ。


宮島には他にも、弥山(みせん)にのぼるロープウエーや弥山からの眺め、宮島水族館(みやじマリン)、歴史民俗資料館、消えずの火(空海が護摩行で灯した火が1200年護られている)など、見どころがた~~~~~~~~~くさんあります。

五重塔
海岸沿い
宮島水族館

広島駅から宮島口までは電車で30分ほどなので、観光で広島に来たらぜひおいでくださいませ。おいしいものも、きれいな眺めも、何でもあります!!!(大声)

牡蠣や穴子といった海鮮が苦手な人でも、食べられるものはたくさんあるし心配ナシ(夫が実証)トイレもあちこちにあるし、ベビーカーで来てももちろん大丈夫!

ぜひ、遊びに行ってみてくださ~い!

つぶやき

  • 宮島のフェリー乗り場、鹿よけのモスキート音がしてウワワワワとなった。

  • 長浜神社、杉之浦神社など、いつもとは反対側にも行きたい。

  • 包ヶ浦自然公園、閉まったけど入るのはOKみたいなのでただただぶらぶらしたい。

  • 海岸→包ヶ浦自然歩道→商店街のほうへ行く、裏道から攻めるコースも行きたい。

  • 船酔いする人は、出発時間が近づいてから乗ったほうが良い。

  • 修学旅行シーズンは避けよう(教訓)


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