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マイダイアリー第1話 やさしさはいいことだけれど

今クールも色んなドラマの第1話をとりあえず一通りは見ようということで、ようやく見終わったころです。

私の大好きな坂元先生や生方先生、岡田先生のドラマがないのが残念なのですが、少し面白そうなテーマのドラマを見つけたので感想を書いてみようと思いました。

マイダイアリーは、青春群像劇ということで大学から社会人になる若者を取り上げています。キャストもみんないい感じです。

私が興味を持ったのは、やさしさというテーマ。
主人公の優希が、やさしさゆえに彼氏に振られ、でもそんなやさしさが縁で、広海と知り合い、友達なっていくという話でした。

私もやさしいと言われます。
やさしいは、いいことだと思いますが、社会人として働いていくには、やさしいだけじゃダメとも言われます。職位が上がればよりそうなります。

でもやさしくしたい人間にとって、厳しく接することや、厳しい事を言うことは、苦痛でしかありません。
演じれば良いのだと思いますが、気がつけば、厳しいのが当たり前になってしまっていたりして、嫌な奴になってる自分に気がついてはっとしたりします。そう簡単に、やさしい自分と厳しい自分を使い分けられるわけではないのです。
(そう考えると、俳優さんは凄いですね)

ただ、こうも思うのです。
やさしくなったのには、理由があるのではないかと。
やさしくすることは、楽です。
敵も作らないし、争うこともない。

もしかしたら、過去に厳しい、冷たいことで嫌なことがあったからやさしくなったとか。

これから優希の人間性がどう描かれていくのか、少し楽しみにしたいと思います。

脚本家は兵頭るり先生という、まだ四年目の方だそうですが、ある記事によれば「人間の「核」の部分を細やかな台詞選びで描き出す偉才である」とのこと。

これから、どんな話が展開されるのか楽しみにしたいと思います。

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