センスは知識からはじまる/#185
ここ最近は風の時代に変わったと言われる。今までの有形な物から無形の物へと価値が変わり、時代の変化も驚くほど早くなると言われる。まさにそう感じるし、過去の結果以上に自身の価値をどう発信するかが問われている。特に個性やセンスと呼ばれるような目に見えない価値はクリエイティブを求められる今では重要な位置付けとなった。
そのためにも磨きたいのがセンス。ついこの前まで生まれ持ったごく一部の才能がある人の話だと思っていた。しかし一冊の本と出会い考えが180°変わったのだ。それが、水野学著「センスは知識からはじまる」。タイトルに書かれた結論の意味が最初はよく分からなかった。しかし読み進めるごとにその意味や深さを実感した。
この書籍から学んだことは、学び続けるということ。ありとあらゆる分野や自身のやりたいことと関連する分野について学ぶ。多くの情報に触れることで見え方は違えど共通点に気づくようになる。そこから新しいものを閃くのだ。世の中で新しく生まれる発想やセンスと呼ばれるものの多くは0から1ではなく、もともとあるものの〇〇×〇〇の組み合わせから生まれている。これは知識の量から発想力やセンスが磨かれるということであり、学びや知識無くしては得られないものだと言える。
センスは生まれつきのものではなく、知識から生まれるもの。だからこそ学び続け知識を蓄えアウトプットすることが重要なのだと知った。そんな書籍との出会いがあなたの人生を変えるかもしれない。
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