初心者こそズームレンズを使うべき理由/#127
写真を趣味にすると機材の悩みが尽きないもの。新しい製品が発表されるたびに心が揺れ動く。誰しもが新しいカメラやレンズが気になりワクワクしますよね。嬉しいことに選択肢が多い反面、知識が無いと何が何だかよく分からない。オススメを教えてもらってもそれが自分にマッチするかは運次第。大切なのは自分に合った機材選び。自分を知ることで新しいステージにステップアップできます。その通過点としてズームレンズを使うことで表現を突きつめられる。
単焦点orズームレンズ
最近のカメラはどこのメーカーも高スペック。レタッチをするのであれば写真を見ただけでメーカーを当てるのは至難の業。それほど大きな差は無いと言えます。カメラを買い替えたとしても撮れる写真が大きく変わることは少ない。表現が大きく変わるのはカメラではなくレンズです。
レンズは大きく分けると2種類。ボケが綺麗な単焦点と便利なズーム。どちらのレンズが自分に合うのか、加えて自分の標準画角を知ることが重要となります。
ズームレンズは画角を変えれるため便利で重宝する。その反面ボケ感は少なく物足りなさを感じることも。しかしボケに頼らない表現を追求するなかで構図や背景整理などを必然的に学べるメリットがあります。最も学べることは自分の標準画角を知れること。撮った写真を振り返ると多用している画角があります。広角、標準、望遠など人によってどの画角が基準となるかは異なります。初心者の頃は何もかも分かりません。本当に自分に合ったレンズや画角が何なのか、それを知ることが第一歩となる。そこから単焦点なのかズームなのか、広角なのか望遠なのかなど次に購入するレンズの参考になります。
撮りたいときに撮れる楽しさ
写真が上手くなるために大切なのは続けること。当たり前ですが案外難しい。続けるためには楽しさを知り好きになる必要があります。そこで撮りたいときに撮れることが重要だと言える。単焦点レンズはボケや画質が綺麗な変わりに画角が変えられず撮れない場面が必ずあります。対してズームレンズは柔軟に画角を変えられるため、どんな時でも写真が撮れます。
撮りたいときに撮れると純粋に嬉しいですよね。撮れないと何も残らない、撮りたいものがあって買ったカメラなのにそれが撮れないのは悲しい。だからこそ楽しく続けるためにも撮りたいときに撮れるズームレンズは初心者にオススメなのです。
ズームレンズを使うことで撮る楽しさ体感できる。そして自分が好きな画角に気づけたり、ボケなど新たな表現が必要かどうかを判断する材料にもなる。何も分からないからこそ気づくキッカケになるズームレンズは飽きるまで使い倒して欲しいレンズです。
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