私の代わりはいるけど、”私”の代わりはいないって話。
いきなりですが、私は社会人1年目の時に鬱になりました。
・初の一人暮らし
・長時間労働
・すぐ近くに頼る人がいない孤独感
・上司からのセクハラ
・客先でのパワハラ などなど
色々な条件が重なり、ある日の朝涙が止まらず、小さな子供みたいに大泣きをした。
そのまま母に電話をして「今日は仕事を休んで病院に行きなさい」と言われそのまま上司に電話。
その日のうちにたくさんの心療内科に電話をして、やっと予約が取れた隣町の病院に行き鬱だと診断されました。
そして休職を経て退職へ。
後々その時の生活を振り返ってみると、鬱の兆しというか、調子悪いなと思うことはたくさんありました。
・お風呂に入れない
・ご飯を作る気力がない
・寝つきが悪い/夜中や早朝に目が覚める
・人と会いたくなくなる などなど
今冷静に分析してみると、もう、上記の時点で危ないやん。と。
でもその当時は「上司に出来る奴って思われたい」とか「期待に応えたい」とか「同期は朝まで仕事をしているから私なんてまだ良い方」とか考えて無理をしていました。
いや、そもそも心を壊していたら元も子もないでしょ。と自分で自分にツッコミ。
私が退職をしたって、その会社が潰れるわけでもないし業績が落ちるわけでもない。1人抜けたくらいで回らないなんてことはない訳です。
でも、私自身はどう?
私自身の代わりはいない。
当時、死んだら楽だろうなと思ったこともあるけど、死んだらそこで終わり。
誰かが私の体に入って人生を続けてくれることはない。
だったら、会社よりも上司よりも優先すべきは、この私。
ちょっとでも調子が悪いなと感じたら、自分が喜ぶことやホッとすることをしてあげることが大切だと気づき、社会人4年目?にしてやっと言語化ができました。
では、どんな時に不調だと気づけるのか。
例えば・・・
私は小さい頃から本が大好きです。
調子がいい時は、本屋さんや図書館に行くととってもワクワクして、いろんなコーナーを回ったり気になる本の帯を読んだりと全然退屈しません。
でも、たまに本屋さんに寄っても、どの本にも惹かれない時があるのです。
そんな時に「あ、私疲れてるかも」「心に余裕が無いかも」と気づけます。
あなたも、自分の”疲れてるかモノサシ”を考えてみてください。
寝れなくなったとか、ご飯が美味しくなくなったとかいうのはちょっと手遅れな感じがあるので、その前の段階の基準が大切かも。
ぜひ、心と話し合いをしてみてください。
それでは、おやすみなさい。いい夢を。
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