本当に怖いレジンアレルギーと防毒マスクの重要性
2023年3月8日追記
初めましての方も、いつもご覧いただいている方もこんにちは「魔女のレシピ」という屋号でリアルな角砂糖をモチーフにしたアクセサリーや、今にもとけそうな氷のアクセサリーを魔法で生みだして販売している魔女です。プロフの公式リンクからショップサイトを見てね。
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皆様は「レジンアレルギー(有機溶剤中毒)」をご存知ですか?
UVレジンの登場とハンドメイドブームで、一般人でも手軽に購入できるようになった工業用UVレジン。2液性レジンに比べて、扱いやすさから一気に広まり使用する方が多くなりました。
じつはこの「レジン」、作業時に注意をしないと「アレルギー」を発症してしまうのです。今回は、本当に怖いレジンアレルギーと防毒マスクの重要性についてお話をします。
UVレジンはレジン液をUVライト(LEDライト)で硬化させる有機溶剤です。有機溶剤というと強い臭いのある塗料などをイメージするかもしれませんが、レジンも有機溶剤なのです。2液性レジンも、UVレジンも、アルコール(エタノール)、アセトンや、エポキシなどの接着剤にも有機溶剤が使用されています。要は有毒な物質が含まれているかどうかです。
なぜ、レジンアレルギーになってしまうのか。
それはしっかりとした対策をせずに作業をした結果、レジンの有毒物質が体に蓄積してしまい発症するからなのです。
そもそもアレルギーとは何なのか。
皆さんの中で「花粉症」の方はいませんか?
この花粉症もアレルギーの一つで、今や国民の半数以上は春先に花粉症に悩まされています。体内に入ってきた異物(花粉)から自分の体を守るために、免疫が過剰に反応する働きがアレルギーといわれています。
よく、アレルギーをコップで例えますが、アレルギー物質に対して自分の体の許容量(コップ)に蓄積され続けて、その許容量を超えるとアレルギーを発症すると言われていますが、許容量や耐性も人それぞれで、大きい許容量(バケツ)を持っている人もいれば、小さい許容量(小皿)の人もいるので、発症する人もいれば発症しない人もいます。
レジンアレルギーも花粉症と同じで、レジン(有機溶剤)に対して許容量が大きいか小さいかでアレルギーを発症します。レジンアレルギーのほとんどが、未硬化の化学物質に触れることで発症しますが、レジンが硬化する際に発するガスを吸い込むことでも発症します。ハンドメイドやネイルでUVレジンを沢山使用すれば使用するほど、レジンアレルギーを発症する可能性が高くなるということです。
レジンアレルギーになると一番困るのが「歯科治療に影響が出ること」です。現在、歯科医院ではコンポジットレジンという虫歯治療がメジャーであり保険適用になることから、多くの方が体験したことのある治療方法かと思います。歯科では他にもレジンを使用した治療、修復がありレジンアレルギーになると、このような治療方法が希望通りに行えなくなる事があります。
もう一つ厄介なことがありレジンアレルギー(有機溶剤中毒)を発症すると化学物質過敏症になっている可能性があるということです。化学物質過敏症については長くなるので割愛しますが、一つの化学物質にばく露してしまうと他の似たような有機溶剤にも反応が出てしまう為、注意が必要になります。酷くなると日常生活が困難になる怖い症状です。
では、レジンアレルギーを発症しないためにはどうすればよいのか?レジンアレルギーにならないための対策をご紹介します。
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