私のリストカットについて 『閲覧注意』
前回の続きからお話ししたいと思います。
まだ読んでいないからはぜひ、前回の記事を読んでいただけたらと思います。
二ヶ月くらい経った頃、事件が起きました。
私の信頼していた顧問の先生が、産休+育休で退職してしまい、新しい先生が来たのです。
とても、ベテランの先生でその先生がいれば、強くなる!と言われていた先生でした。
その先生も自分たちを強くしよう!といきごくでくださっていたのですが、
それ故に、厳しいものがありました。
まず言われたことが、
“今までやってきたことは素手で忘れろ。
無駄だから。”
それは正しかったのかもしてないのですが、
前の先生を信じて、尊敬して、必死に辛い練習を耐えてきた私にとっては、怒りと悔しさと寂しさとでいっぱいになりました。
しかし、練習は前よりは、きつくなくなりました。“効率よく点を取る方法”がモットーの先生でしたので、朝練もなくなりましたし、日曜日の練習もなくなりました。
他のメンバーはそのことに喜び、新しい先生に慣れていきました。
しかし、一番みんなの手本にならなければならなかった私が、先生や部活に対して嫌悪感を抱くようになりました。
自分が悪いとわかりながら、人のせいにしたりしました。
また、死にたいと思うようになり、リストカットに手を出しました。
ただ、一回目とは違い、
リストカットがそんなに痛くないというふうに認識していたので、1回目の時よりも、鋭い刃で力強く刃を引くようになってしまったんです。
その時は血が流れるまでやっていました。
「どうせ傷は治る」と思っていたのですが、
深い傷になり、傷痕が残るところまでしてしまったのです。
しかし、歯止めが効かなくなり、冬で長袖で目立たないということもあり、どんどん傷の量は増えていきました。
傷を見て、大丈夫。私はこんな痛みにも耐えられる人間だ。という風に考えていました。
今となっては、馬鹿げた考えだと思うのですが、当時は少し、中二病チックになっていたのですかね。
そこから、癖になってしまい、
中3は受験勉強で忙しく、勉強に夢中になっていたのでリストカットはしませんでしたが、
高2の夏まで、辛いことがあると、すぐ自分を傷つける癖が治りませんでした。
リストカットの怖いところは、
最初は浅い傷でも、慣れてくるともっともっと深くしたくなるんです!!
依存してしまう可能性があるんです!!!
後になって、傷を消そうと思っても、簡単には消えないし、お金がかかります。
今は初めて、傷を消したい!と思い、いろいろやっているのですが、
今更遅いです。やってしまったことは変わりません。傷痕も消えないかもしれません。
だから、お願いです。
今は絶対後悔しないよと思っていて、これからしようと思っていたり、今辛い、死にたいと思っている方、リストカットにだけは手を出さないで欲しいです。
依存してしまうと、傷が消えなくなり、
心が落ち着いた後でも、傷を見て、辛さを思い出してしまいます。
人間関係、いじめ、失恋、失敗
人生にはたくさん辛いことがあると思います。
痕に残らない形で、辛さを和らげていただけると幸いです。