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【心中事件を乗り越えてー「どうしたいのか」を決められない人の特徴と対策ー】

昨日投稿したインスタのストーリーズに反応してくれて、友人のH社長からこんなメッセージがきました。

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「詰まるところそこだよね。でも自分がどうしたいかより、他人からどう見られるかを気にしちゃう人が多いんだよなあー」

このメッセージを読んで、改めて
「どうしたいのか」「どうなりたいのか」を決められない人の特徴を考えました。
 
コーチングでは本当によくこの壁にぶち当たります。悩みについては延々と話す。でも上記の「あなたはこの状況に対してどうしたいんですか?」と聞くと「・・・・」答えがすぐ出てこない。または「こうしたいんですよ、でも・・」がついてくる。
 
その気持ちは本当によくわかる。
私もよくぶち当たる壁なので。その度に内観・内観・内観ですw

私が考える「どうしたいのか」「どうなりたいのか」の答えが見つからない人や場面の特徴は、以下の6つです。

1)他人の目が気になる
2)自分の選ぶ答えが正解なのかわからない
3)自分を出すことで人を傷つけるのが怖い
4)2つの大事な価値観がある
5)責任を取りたくない
6)考えたことがないだけ

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1)他人からどう見られるか気になる。
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H社長が言ってくれたこの心理状態。感じたことのある人は多いです。
 
本当はわかってる。やりたいこと、なりたい自分。でも、それが人と違う選択だったり、身内が否定することだったり、人から笑われるかもしれないことだったり・・とどのつまり「否定される・拒絶される」的なイメージを持ってしまうことだと、自分のやりたいこともわからなくなってしまう。

いい人に見られたい」
「幸せそうに見られないかも」
「常識ある人物に見られたい」
「世間の顔を崩したくない」
「◯◯さんに拒絶されたくない」


人の目を気にして生きると、自分の人生の軸がなくなってしまう=自分の人生でなくなってしまうと私は思ってます。

それでもいい!という方にはそれ以上何もできませんが(それも一つの生き方なので)やっぱり嫌だな・・ということであれば。

処方箋は「自分であることを選ぶ勇気」を持つこと。
言い換えれば「否定されようと拒絶されようと自分は自分!それでいい」と思えるようになること。
 
それでいい・・と書きましたが、それこそが「幸せな状態」なのだと私は思います。この人生で自分を生きる。そのために生まれてきたのだから(^^)

「誰に何と思われようといい!」「自分は自分!」

どうか勇気を持って、世界で唯一無二の自分の選択を選んでください。


ほとんどの場合は、周りは対して気にしていないことの方が多いですw 否定する人は離れていきますし、賛同してくれる人もちゃんと現れます。人生って不思議なものです(^^)

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2)自分の選ぶ答えが正解なのかわからない
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人生に難しい側面があるとすれば、その一つは「正解がないこと」だと私は思っています。どんな生き方にも、どんな自分にも「正解」がない。

これって、「正しいこと」「正しい自分」を選択したい人には、超きつい状況なんですよね。

私たちは学校教育で「正しくあれ」「正解を選べ」と教わっている。テストでいい点をとったらOK。じゃあ人生も、いい点をとったらOKだから、「正しい」選択をするべきだ。

でも正解がないって・・・じゃあ「どんな自分になれば正解なんですか?」と、「自分」を生きることそのものが悩みになる人もいる。
 
そもそも「正しさ」は、その時代、その文化の中で決められた概念やルールにすぎず、時代や文化が変われば面白いくらいにガラッと「正解=正しさ」の概念も変わる。
 
最近では「マスク=正しい」になっている。
昨年までは、誰もマスクが「正しさ」につながるとは、予想していなかったと思う。
 
人によっても違う。自分の選択も、価値観の違う人たちからは「間違っている」と言われる。正邪の感覚、善悪の感覚が皆違うから、全員が一致する「正解」は実はない。
 
それでもなぜ私たちは「正解=正しさ」にこだわるのか?
 

正解しないということは「間違う」ということ。失敗し、人に認められなくなる、誰かを傷つける、拒絶される、社会の敗北者になる・・。こんな心理があるからではないかと私は思っています。
 
この恐れがある人は、自分の生き方を「間違える」ことを恐れ、「どうしたいのか」「どうなりたいのか」で決められなくなってしまう。いつも考えるのは「何が正しい選択なのか(どの選択をすると失敗しないのか)」だけ。
 

処方箋は2つ。
1つは「人生には失敗も成功もない」と気付くこと。

長い目で見た時に「あの時は楽しかったな」「あの時は大変だった」「あの時あの人に騙された」「あの人と出会って幸せだった」と、その人基準でのいいこと悪いことはどちらもやってくるもの。それが死ぬまで永遠に続く。
 
そこで、どんな選択をして、どう行動して、どんな結果になって・・そのプロセスすべてが「人生」であって、人生は、「はい失敗しました・はい成功しました」という「結果」ではない。
もう1つは「正解」の概念を捨てて「本当の自分」を見つけること。
 
分の個性、価値観、欲しいもの、いらないもの、楽しいこと、なりたい姿。これらは、正解不正解ではなく、「自分が何者か」を示すもの。それを見つける。見つけたら生きる!

・・・と、言ってることは上記の(1)と同じになっちゃう。うーん・・・やっぱりここに行き着く・・・(笑)
長くなったので、あとの4つは次の機会に(^^)

まい先生(中村舞)
マイコーチングオフィス代表。企業研修講師&プロコーチとして15年。5000人以上を指導。コロナ禍をきっかけに、13歳の時の心中事件で家族3名を失った体験を乗り越えた経験と「どんな出来事があっても、どう生きるかは自分で選択することができる」という生き方を分かち合う。

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