シェア
maiomai
2016年2月5日 18:52
私が今働いているのはフランスの出版社。そしてマンガ専門の出版社。ということはつまり、出版物の100%が「翻訳本」だということ。さて、実はフランスというのは、海外の翻訳本の出版数が世界でもっとも多い国のひとつ。(ドイツも多い)。出版されている本のうち、6冊に1冊は翻訳本、だそう。(http://mondedulivre.hypotheses.org/4645)出版社でも、海外文学を専門に
2015年3月27日 19:36
人の家にある本棚を覗くのが好き。そこにはその人の好みや、その人が他人に見せたいと思っている姿が正直に表れるから。それと同じように、例えばフランスで出版されている日本の本を見ると、フランスが日本をどのようにイメージし、どのようにそのイメージを消費したいと思っているのかが見えてくる。翻訳というのは自動的になされる仕事のように思われがち。でも、とっても政治的かつ恣意的でもある。例えばある国