生きているのはなぜだろう。
2023年10月16日 晴れ
先ほど、帰宅して、寝室を覗く。
部屋は暗いが、まだみんな起きていて、パパお帰りーの挨拶のあと、「ちょうどいま◯◯(長女)が難しい質問してきた」と、妻。
聞くと、「じぃじばぁばも、パパママもいずれ死ぬけど、みんな死んだらどこにいくの?というか、なんで◯◯(長女)は生きてるの?なんで手足がこうやって動くの?ってことを、1週間に2回くらい考えるんだよねぇ」だって。
変な親父である私は、この疑問にテンション上がって、ビッグバンが起きて宇宙が誕生して、地球が誕生して、一つの細胞が誕生して、その一つの細胞から全ての生命が派生してるってことは、前に絵本でも読んだじゃん?
(その絵本はこちら)
それでー、なんて話を始めたらすぐに、「はい、おやすみー。黙れー」って、長女に言われ、次女からも、「もう眠いんだけど?」と、クレーム。
君たちが質問してきたんでしょ?とだけ言わせてもらって、うるさい親父は「おやすみー」と、すぐに退散。
でもやっぱり気になって、そういえば、〈なんで生きてるんだろう?〉の疑問に答えるのにぴったりな絵本があったことを思い出し、本棚へ。
整理整頓が苦手な私と子どもたちだが、今回は、珍しくすんなり見つけられた。
テンション上がって、うるさい親父は、再び寝室へ。
「いいの見つけたよー」と言うと、長女は少し興味を示したが、「また明日にする」となる。
おやすみのところすみませんね。
ぜひ、明日読んでください。
私は、リビングに戻り、焼酎片手に1人絵本のページをめくる。
前に読んだときより、スッと話が理解できる気がする。
日記を調べると、前に子どもたちと読んだのは、一年前。
このあと、私は、自分の無知を恥じて、とりあえず貪るように本を読みはじめるようになったんだっけ。
やっぱり知識を得るのは、楽しいなぁ。
今はそれが楽しいなぁ。
なんて改めて。