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都会だっていいとこあるっつーの
2025年2月14日 晴れ
昨夜は、久しぶりに次女と絵本を読む。
多くは作れない時間だけど、多く作れないからこそ、私との絵本をタイムを次女は喜んでくれる。
それはそれでいい感じだと思っている。
次女が絵本を選んでいる時間が好きだ。何を持ってくるのかワクワクする。
しばらくして「これ」って、遠くから見せてくれた絵本は、『ちいさいおうち』。
すごく久しぶりにその表紙をみた。
「久しぶりだなー。いいじゃん」って言うんだけど、「でも、これ長いんだよなー」って次女。おもしろい。
「やっぱ、これにしようかなー」って違う絵本にしようとするけど、最終的には、私が、「それにしようよ」って、プッシュした。
で、実際に読み始めるんだけど、確かに長い(笑)。
数ページ読んだところで、次女のまぶたが重くなるのを確認。私も心が折れそうになるが、ここは最後まで読むと腹に決める。
次女にも最後まで楽しんで欲しいから、こうなのかな?、ああなのかな?って、膨らませながら読むんだけど、半分くらいのところで次女あえなく就寝。
でも、長女が聞いてくれていたので、最後まで読む。
自然の中に建てられたおうち視点で描かれた作品。近代化に伴い自然が破壊されていくんだけど、最終、やっぱり自然っていいよねと、気がつかせてくれるような、ざっくりそんな内容。
端々に近代化への批判が込められた文章なんだけど、それを聴いた長女は、「都会だっていいとこあるっつーの」と呟いた。
都市化したことにより、春夏秋冬もわからなくなるってくだりでは、「都会でも春夏秋冬わかるっつーの」と呟いた。
おもしろい。確かに、行き過ぎた近代化批判も違和感あるよね。でも、この作品が描かれた1954年当時は、あたらしい視点だったろうからね。
しかしまあ、シティガール(?)の長女だけど、自然の方が、静かで、心が落ち着くってことでは、共通理解を得た。
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