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マッチングアプリの使い方、間違えているけどとても楽しい…!

先月、マッチングアプリを始めた。
人生初。

昨年恋人と別れてそろそろ重い腰をあげたのと、友達の幅を広げたいという思いもあった。

始めてみたのは、DINKSと呼ばれる子どもがいない共働きの家庭を作りたい人向けのマッチングアプリだ。


いろんな人がいて面白い

選択的子ども無しという価値観に共感する人の中には、本当にいろんな人がいて面白い。

フリーランスだったり、
仕事と副業を両立してとにかくやりたいことを実現することに夢中だったり。
長く海外で働いていた人だったり、
旅がすごく好きだったり。

一般的なサラリーマンとして出世して家庭を築いて…ということを必ずしも自分の幸せとしていないような人たちなのだろう。

とにかくこれが好き!というものを持っている人と話すのは、すごく面白いし、視野が広がった。


おすすめ本聞いてみた

読書好きとプロフィールに書いてあるから、本をある程度読む人とマッチングした。
おすすめの本を聞くと、しっかり数冊の答えが返ってくるような人たちだ。
そういう人たちにおすすめの本を教えてもらうのが、本当に楽しい。
自分の知らない本と出会える。

ここ最近おすすめしてもらった本は、こちら。

・「道化師の蝶」円城塔
・「職業としての小説家」村上春樹
・「走ることについて語るときに僕の語ること」村上春樹
・「戦争は女の顔をしていない」スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ
・「どうして働いていると本が読めないのか」三宅香帆
・「更級日記」江國香織訳

なかなか豊富なラインナップかつ、読み応えがありそうで順番に読み進めている。


やっぱり一緒にいるなら、本を読む人に限る

いろんな人と話す中で、改めて思ったのは、一緒にいるなら本を読む人に限るな、ということ。
本じゃなくていい。
アニメでも漫画でも。

何らかのコンテンツに心救われた経験のある人は、やっぱり話が合うな、と思った。

自分の心に自らコンテンツという肥料をあげて、耕していけるような人たちは、話していて本当に楽しい。



チャット楽しいけど…疑問

何気なく始めたマッチングアプリでこんなに本を巡る豊かな交流ができるとは思いもよらなかった。


普段は人見知りなこともあって、なかなか人と会話が続かない。
なのに、マッチングアプリのチャットではいくらでも盛り上がれるのは不思議だった。

文通の才能があるのだろうか。
私、平安時代なら文の達者な女子としてさぞモテたただろうな…。

それに、そもそも、私とやりとりしている男性たちは、おすすめ本を紹介して語り合うだけで良いのだろうか……
私は楽しいんだけど、マッチングアプリの使い方、間違えていやしないだろうか……

ひとしきりいろんな人と出会って落ち着いた最近、ふと我に返ってしまった。
まぁ、楽しければいいか。

さて、明日は何を読もうか。

《おわり》

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