役立たず2

君のやってきたことは役に立たない

私のシンボルゲーム体験記です。
この春、シンボルゲームインストラクターコースの合宿での出来事。

合宿の最終日、「仕事としてシンボルゲームをどのようにやっていくか」をテーマにセッションを受けました。
いろいろ仕事としてやっていく方法を生み出そうとしても、うまくいかない。
で、「未来のクライアント」として選んだカードに繋がった時、私の口から出てきた言葉が

「君のやってきたことは役に立たない」。

この言葉を言った瞬間に、20年前の私と繋がりました。

私は大学で哲学を専攻していました。
高校生の時「ソフィーの世界」という本を読んで全身に稲妻が走るくらいの衝撃を受けて、そこから哲学まっしぐら、という王道パターンで進学。
(当時そういう人多かった。笑)
難解な授業についていくのに、ほんと必死な毎日でしたが、哲学を学べた4年間は私にとって特別な時間でした。

さていよいよ社会に出るという就職活動中。
もうどこの会社の誰かも思い出せませんが、さらっと言い放たれたのがこの言葉だったのです。
正確には「君のやってきた哲学という勉強はこの会社の事業には関係ないから役に立たないよ」という意味ですが。

まぁ哲学科と言うとあんまり面接受けよくなかったし(今となってはこれも自分の思い込みだとわかる)、こう言われた時も「なんでおもしろいのにみんな哲学やらないのかなー」なんてライトに考えてました。

でも、でもね。
哲学というものをすばらしいと思っていて、それを学べたことも大切なこと、と思っていたのにもかかわらず、いざそういう自分の本当に好きなことを仕事として、ビジネスとして、生計を立てることとして捉えた時に、自分の中に「役にたたない」という思い込みが、なんと20年近く、ずっと私の潜在意識の中に刷り込まれていたのです。
自分で刷り込んでいたのです。

哲学なんてやっていても食べてはいけない。
潜在意識なんて見えないものを探究していっても、お金は稼げない。

どんなに仕事としてのやり方を模索しても、うまくいかない訳です。
誰にも伝わらない訳です。
だって自分で「役に立たない」って思っているのだから。

Aha!
Aha Moment!

気づいた瞬間に自分の中で突風が起こって、迷いが吹っ飛んでいきました。
そして今、シンボルゲームを仕事にしています。

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