ジャイアンがのび太を殴る本当の理由
こんにちは。
NAMIDAサポート協会カウンセラーのmaikoです!
今回は、国民的アニメ「ドラえもん」のジャイアンの心理を、テープ式心理学で解説していきます。
※※現在放送中のアニメ「ドラえもん」は今回の記事で書くような暴力的なシーンが無いようなので
平成の、初代ドラえもん を想像してお読みください※※
初代のアニメ「ドラえもん」で、ジャイアンがのび太を殴るシーンはきっと皆さん見たことがあると思います。
では、ジャイアンはなぜこんなにも のび太のことを殴るのでしょうか?
元々ジャイアンがキレやすいからでしょうか?
元々ジャイアンが暴力的だからでしょうか?
のび太のことが嫌いだからでしょうか?
稀に「いじめられる側にも原因がある」と言う人がいますが、
それなら
のび太がのろまだからでしょうか?
のび太が勉強ができないからでしょうか?
のび太に問題があるからでしょうか?
殴られるのび太が悪いのでしょうか?
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全部、違います!!!!
この場合、テープ式心理学では
【ジャイアンに強いネガティブ(な感情)がある】
と、考えます。
私たち人間は、何もなく人を殴ることはありません。
いじめることはありません。
殴る側(いじめる側)に解放されていないネガティブな感情があるために、
人を殴ったりいじめたりするのです。
「今日は母ちゃんに叱られてむしゃくしゃしてるぜ!
あ、ちょうどいい所にのび太がいた!殴ろう!」
このようなジャイアンの台詞が度々出てきます。
ジャイアンの母は、頻繁にジャイアンに怒鳴り、ジャイアンの耳をつまんで引きずり回し、殴ったりもしています。
(名作アニメのことなのであまり言えないですが、これは虐待です。
昭和だから~とか関係なく虐待です。)
ジャイアンの母も、心に解放されていない強いネガティブな感情があり、苦しんでいて、その苦しみをジャイアンを怒鳴って殴ることにより、解放しているのだと思われます。
ジャイアンは、母から、
ネガティブのはけ口にされているのです。
母に、ネガティブをぶつけられているのです。
母に殴られてネガティブをぶつけられたジャイアン。
もちろん心は傷つきます。
心は苦しいです。
大好きなお母さんに怒鳴られた。
今日も殴られた。
苦しい、苦しい、苦しい、、、、
このままでは苦しくて耐えられないので、ジャイアンは他人にネガティブをぶつけることにより、ネガティブを解放することを選びます。
自分が、母にやられたのと同じように
のび太を馬鹿にし、殴ることによって、自身のネガティブな感情を解放します。
自分がのび太を殴ることによって
のび太は傷つき、泣き、ボロボロになります。
その姿を見て、ジャイアンの
母から殴られたというネガティブは解放されるのです。
母から殴られて苦しい気持ちが、楽になるのです。
この、他者に自分のネガティブをぶつけて解放するやり方は、一度味わうとやみつきになります。
やめられなくなります。
なぜなら、自分の心と向き合ってネガティブを解放するよりも、簡単で手っ取り早いからです。
だからジャイアンは、
のび太を殴ることをやめられません。
同じように、ジャイアンの母も、
ジャイアンを殴ることをやめられません。
これが、ジャイアンがのび太を殴る本当の理由です。
ジャイアンが元々暴力的だからではありません。
のび太がのろまだからでもありません。
現実世界でも、学校のクラスにいるいじめっ子は
家庭内で親から虐待を受けていたりして
何らかの強いネガティブを抱えている可能性が非常に高いです。
そのネガティブを、家庭内で傷ついた心を、学校で自分より弱そうなクラスメートをいじめることによって解放しているです。
ジャイアンの母と、ジャイアンのように、いじめはループします。
これが、世界中からいじめや虐待が無くならない理由です。
他者にネガティブをぶつけることにより、本人は楽なり、明日からも生きていくことができるので、決してそれが悪いことではありません。
しかしこのやり方だと、傷つく相手がいます。
家族や友人を傷つけてしまい、人間関係が上手くいかなくなるかもしれません。
そこで、自分のネガティブを、他者にぶつけることによって無理やり解放するやり方では無く、
自分と向き合って、自分で解放していくのが【テープ式心理学】です。
ネガティブを人にぶつけること無く自分で解放できるようになると、とても楽です☺
(自分で解放できるようになるまでの道のりはちょっと大変かもですが…必ずできるようになります✨)
また記事を書きます!🎀
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