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電気圧力鍋を買った話

2人目の育休が開けるのが私はとても不安だった。
仕事と家事と育児、全部両立できるだろうか。

子どもはかまってほしい年齢なので、向き合う時間をなるべく取りたい。
一日のうち仕事の時間は決まっているので、圧縮するべきなのは家事の時間だ。

我が家では朝の保育園送りを夫に任せて、夫と子どもが出かけてから私が家を出るまでの一時間で、できる限りの家事をすることにした。
夕方、保育園に迎えにいったあと、夕飯の準備があるから早く帰ろう・・・とバタバタしたくないので、夕飯の準備もできるところまで朝やりたい。

でも料理得意じゃないし、手際もよくないので、前から欲しかった「電気圧力鍋」を買った。

私が買ったのは、アイリスオーヤマの「KPC-MA4」だ。
容量4リットルの4人向けのやつを購入した。

実家には最近買ったパナソニックの電気圧力鍋「SR-MP300」があるし、以前お試しでシャープの自動調理鍋「ホットクックKN-HW24F」も使ったことがある。
これらと比較しながら、アイリスオーヤマの電気圧力鍋をレポートする。

大きな分類として電気圧力鍋についてのレポートと、
電気圧力鍋の中でもアイリスオーヤマの「KPC-MA4」のレポートを書いていきたい。

電気圧力鍋のメリット✨ 簡単圧力調理

レシピサイトで作りたいものを検索して「圧力鍋で」と出てきたら即諦める人間だった私。
圧力鍋とは使い方を間違えると爆発して天井が抜ける…と思っていた(真偽は不明)ので、どうしても買えなかった。
でも、豚の角煮とか、牛すじ煮込みとか、圧力鍋で作ってみたいものはいっぱいあった。

シャープの「ホットクック」をお試しレンタルした時、めちゃくちゃ便利で欲しい!!と思った。
混ぜる工程も勝手にやってくれるので、本当に任せっぱなしで料理が完成するのだ。
でもホットクックは圧力鍋ではないので、今回の選定からは外れた。

実際電気圧力鍋を買ってみて、自分ではボタンを押すだけでシミシミ豚の角煮が出来て、これは幸せ!と思った。
レシピサイトで圧力鍋が出てきてももう怖くない!

ちなみに私は自動調理の「無水カレー」メニューで中期、後期の離乳食を作っている。
もう少し加圧時間を延ばせば、簡単につぶせる初期の離乳食も作れると思う。

アイリスオーヤマ「KPC-MA4」のメリット①✨ 形状

ここからはアイリスオーヤマの電気圧力鍋「KPC-MA4」について。(以下「アイリス」)

サイズ感はこんな感じ。

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横にあるのは5.5合炊きの炊飯器。
大体同じくらいの大きさだ。(ちなみにアイリスでも6合までご飯が炊ける)

形も炊飯器のような横長の形状になっている。
ちなみに実家にあるパナソニックの電気圧力鍋「SR-MP300」(以下「パナ」)は縦長だ。

設置スペース的には縦長の方が場所を取らない。
だけど、スペース的に余裕がある場合は横長の形の方が使い勝手がいい。
例えば魚の煮付けを作る場合、魚を重ならないように並べないと味や色が均一にならない。
パナだと釜が細長いので、底面積が狭くて、重ねずに並べられる魚の枚数はほんのちょっとだった。
比較して、アイリスの方は底面積が広いので、大きめの切り身でも余裕を持って並べられる。

アイリスオーヤマ「KPC-MA4」のメリット②✨ 予約調理

朝、晩御飯の仕込みをしたい私にとって予約調理は必須だった。
朝セットしたら、まずはすぐ食材に熱を通してくれて、傷まない温度で予約時間まで管理してくれる。
予約調理ができないと、常温でほったらかしになるので夏場は傷みやすくて危険だ。

アイリスは90種類のメニューが自動調理できる。
全てのメニューが予約調理できるわけじゃない。
同じカレーでも、同じ圧力調理でも、なぜ予約できるものとできないものがあるのかよくわからない。
炊飯も、白ごはんは予約できて、炊き込みご飯はできない。
多分長く保温すると煮詰まりすぎたりするものはNG?と思う。
私は予約調理できないメニューは、同じくらいの加熱時間の予約調理できるメニューで代用している。(自己責任!)

アイリスオーヤマ「KPC-MA4」のメリット③✨ いろんな調理方法

電気圧力鍋という名前だけど、無水調理(無水カレーとか)や、温度管理(ヨーグルトとか)、蒸し料理(焼売やプリン!)や、普通に鍋として炒めたりグツグツ煮込んだりもできる。

蒸し料理というのも、料理苦手人間からすると手が出しにくいので、今までやったことがない。
でもアイリスを買ったことを機に、プリンや茶碗蒸しを作りたいなぁと思っている。

電気圧力鍋のデメリット🤔時短の意味は人それぞれ

電気圧力鍋のレビューを見ていると「時短になると思って買ったけど、そんなに早くない。加圧、減圧の時間も考えると時間かかる!」というものをよく見る。
確かに、例えばカレーを作ろうとすると圧力調理時間は15分くらいなんだけど、その前後の加圧と減圧の時間を入れると一時間ちょっとかかる。

夕飯30分前に「カレーが食べたい!!」と思って作り始めても間に合わない。
時短をこういう意味に捉えている人には向かないと思う。

でも私にとってはめちゃくちゃ時短家電だ。
だって、ボタンを押したらほったらかし、他のものを作ることもできる。
近くについていなくてもいいので、掃除したり、昼寝したり、出かけることもできるのだから。

アイリスオーヤマ「KPC-MA4」のデメリット🤔蓋の置き場に困る

アイリスに限ったことなのか、電気圧力鍋全般的にそうなのかわからないけれど、蓋が外れるタイプなので置き場に困る。
(パナも同様、外れるタイプだったので、圧力鍋の仕組み上仕方がないことなのかもしれない)


シャープのホットクックは炊飯器みたいに蓋が本体にくっついて自立するタイプだったので、蓋を開けた時も両手が使えた。
(蓋と本体が一体型だと置き場所はより広い空間が必要と思うので一長一短?)

アイリスはというと、蓋を両手で外して、さてどこに置こう?
そこそこ大きい蓋なので、我が家の狭い作業スペースでは結構困った。
今は本体を置いている上の空間がデッドスペースだったので、吊り下げ棚を取り付けて蓋置き場を作った。快適だ。


電気圧力鍋のおかげで生活が少し楽しくなった!

ここまで読んでいただいて、デメリットは取るに足らないこととわかっていただけたと思う。

アイリスオーヤマ「KPC-MA4」を買って、仕事を終えて家に帰ったらおいしい煮物ができている・・・という生活が実現した。
自分が料理を担っている家庭で、この状況はとっても嬉しい。

あんまり映えてない写真で申し訳ないけれど、豚のチマキという安い塊肉で作った肉じゃが、すごくおいしかった…!


私は毎日でもアイリスの煮物を食べたい、魚、お肉、お肉・・・のローテーションでもいい。
でも、それでは夫と子どもからクレームが来そうなので、たまにはスープ係や蒸し野菜係になってもらう。

とことんお世話になります、電気圧力鍋様。


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