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金ヅルのほうが楽

色々と省略して言うと、日常生活が4重苦くらいになり、休職しています。

そして、担当さんとは連絡を取らなくなり、未読無視されています。

仕事大学院フィットネス不眠集中できない頭ごちゃごちゃでパニックになり担当さんのお店でキレたのか、あるいはその逆でキレて担当さんからも無視されているから仕事でキレたのか、あるいはもうクラブに行きたくなかったからキレたのか、何が始まりかわかりません。

とりあえず、担当さんに来店後ラインしてから、数日後にラインをしたら未読無視なのです。

担当さんは私の好みのタイプそのままでドンピシャで、だからドはまりしました。推し活で言う「ガチ恋」で、担当さんがSNSで発信するものが身近にあることもあり、あっちやこっちをウロウロし、新しい経験をしました。そして常に担当さんの面影を探していました。

お店に行くと他の俗に言う「被り」の方はめったにいなくて、毎週お店に行って時間を過ごすのが楽しかった。楽しいはずだったのに、だんだん会話がつまらなくなってきて、ヘルプさんとの会話なんか特に肩が凝る。

私の居場所、なんて一ミリも思っていなかったけど、やっぱり思っていたみたいで、居場所で肩が凝るなんて、大好きなものが楽しめないなんてとても辛かった。

だからもう来たくないと思ってキレたのかもしれない。あの日、イベント日でシャンパンを卸さなかった私はとても惨めだった。だから惨めで辛くて爆発した。

その後、何人かの人に相談する中で、「営業の駒」というワードがピンと来た。「営業さんはお金を入れてくれたらありがたいなと思っている」というワードもじわじわと実感した。

つまり、私は担当さんにガチ恋で、担当さんと親しい関係を築いているつもりだった。いや、実際に親しいのである。だから親しい関係が窮屈になることに恐怖を覚えパニックになった。

それが逆転して気が楽になった。私はあくまでも「顧客」であり「金ヅル」なのである。それ以上でもそれ以下でもない。親しい関係が窮屈だから離れないといけないのではない。金ヅルは出せる範囲で出せばよいのである。

この言葉は何回も目にして、何回も理解したつもりになっていた。全然理解していなかった。ここで初めて理解できた。私はここでも執着を捨てることができた。

きっとニュースやツイッターで「所詮金ヅルだったと気づいた」というのはホストクラブの本質にやっと気づいたということではなく、彼女たちは自らを救済したのだ。

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