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夏における水毒と脱水症状

こんにちは、まいへいです。

梅雨もそろそろ明けそうな気配がします。
スコールや狐の嫁入りのような不思議な雨は降りますが、曇りも減ってきて晴れの日が増えてきています。

そしてなにより、セミの声。
毎朝セミの声で目覚めています。
これぞ夏の醍醐味。


梅雨の時期は体調を崩された人も多かったでしょう。
「身体がダルイ」「元気が出ない」「やる気も出ない」

その原因は、体内の水分排泄が上手くできていないことです。

梅雨って、雨が多いし曇りがち。
暑いんだけど、がっつり汗をかくってほどでもない。
なんとも微妙な時期。
湿気が多いから喉も乾かないし、水分補給を忘れがち。

そんな環境だと体内の水分バランスが悪くなるんです。

わたしたちって、日常生活の中でけっこう水分を消費しているんです。

毎日のなかで想像以上の汗や尿などを排出しています。
身体の機能的は積極的に体内の水分を出そうとしていますが、梅雨の時期はコレが上手くいかない。

いつも通り、もしくは暑さでそれ以上の汗をかいているんだけど、外は湿気にまみれていて気付かない。

しかも湿気が身体にまとわりつくことで、発汗が上手くいかない。
でも汗は意外とかいている。

こんな状況だから、体内の水分は比較的少なめ。
脱水症状になっちゃうってわけ。

で、ここで気をつけたいのが、水分を摂っているにもかかわらず、体調が悪くなるケース。

それが、東洋医学でいう「水毒」や「湿邪」の状態。

これって、体内の水分が過剰になっているんだよね。
多すぎて体調悪くなっているってこと。

たまに、水の飲み過ぎで体調悪くなる人いるけど、あれと同じ状態が水毒や湿邪。

本来は身体にとって大事な水分も、増えすぎると体調が悪くなる原因になるんだよね。


日本は高温多湿だから、梅雨時期はこの水毒や湿邪の状態になる人が多いんです。

普段はなんてことない人も、梅雨だけ体調悪くなる。
これって外気の湿度が高くなり過ぎた結果なんですね。

水毒や湿邪の回避方法は、とにかく体内の水分を抜くこと。
ここで気をつけて欲しいのは「水分を摂らない」ってことじゃない。

水分は摂りつつ、体内の余分な水分を抜く。
その方法は「湿気を取ってくれるものを摂取する」こと。


水毒や湿邪の特徴として「下痢」があります。
下痢って腸内の水分が増えすぎても起こるんです。

ここで注目したいのが「不溶性食物繊維」。

不溶性食物繊維は、腸内の水分を吸ってくれるから下痢気味の人にオススメ。
逆に便秘気味の人は、便が固くなるから控えた方が◎です。

あとは「とうもろこしのひげ茶」もおすすめです。

カリウムを含む食べ物も体内の余分な水分を出してくれるので、積極的に摂り入れてみてくださいね。


夏って、一言でいってしまえば簡単なんだけど、その背景には「水分過多」や逆に「水分不足」に陥りやすい時期でもあるんですね。


「なんか体調すぐれないなぁ」って思ったら、体内の水分を気にしてあげると良いですよ。


水分が多かったら「身体がダルイ」し「お腹が張っている」感じがする。
水分が少なかったら「尿の色が濃い」や「頭がボーっとする」ことがある。


どんな状況、状態でもわたしたちの身体はSOSを送ってくれています。

そのSOSを見逃さないようにして、毎日を健康に過ごしていきましょうね。


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